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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

5139とはずがたり:2008/09/24(水) 10:19:16

[2008.09.18]
|||下|||  揺れる有権者
現政策へ募る不満
農業、建設 保守王国に「きしみ」
http://www.tokachi.co.jp/kachi/jour/08kessen/20080918/03.htm

農協幹部の進言聞き入る中川氏
 14日、帯広市内の農協連ビル。管内農業団体の幹部と自民党の中川昭一が顔を合わせた。総選挙を前に「屈託のない意見交換」をするのが目的だった。

 「もう少し親身に」。中川に対し厳しい意見が相次いだ。自民への反発を肌で感じていた幹部らは、中川自身の実績のアピール不足にも不満だった。「中川さんは日本農業に必要な存在。多少耳障りなこともあえて進言した」と、出席したある組合長は明かす。

 「互いに生まれ変わった気持で頑張りましょう」。団体側の重鎮が語った激励の言葉を、中川は真摯に受け止めるしかなかった。


コスト高や事業縮減で、保守基盤の農業や建設業界が揺らいでいる

 長年、中川を支えてきた農業界が揺れている。十勝の農業界は時の農政と連携し政策を誘導することで発展、中川も農業界と二人三脚で党農林族の有力者に成長した。ところが昨年度導入された品目横断的経営安定対策の評判が芳しくない。原油高や飼肥料高騰の波も押し寄せている。

 導入前に1、2割減収とされた品目横断だったが、減収補填(てん)で収入は同程度か増えたとする分析がある。「交付金が複数回に分けて支払われるため減った感じがするだけでは」(西部地区の農協組合長)と冷静な声も。ただ新制度はその年の収量が反映されにくいため、初年度(昨年)の豊作の恩恵を実感できず「頑張っても報われない」と不満が噴出した。

石川氏と共産、対応策アピール
 この間隙を縫い、民主党の石川知裕は昨年来、参院選での躍進に一役買った戸別所得補償政策の浸透に力を注ぎ、「努力が反映される制度に」と強調。渡辺紫を擁する共産も所得補償と価格保証を組み合わせた農業再生プランをまとめ、10日には帯広市内で講演会を開きアピールした。

 野党、特に民主の政策を自民は「ばらまき」と批判するが、「構造改革で疲弊した農村部に脚光を当てた民主の戦略が一枚上手」(中部地区の農協組合長)との見方も。自民支持の東部地区の畑作農家は揺れる胸の内を明かす。「民主の政策も現実的とは思えないが、このままの農政でいいのかも分からない」。

 農村だけではない。商工業界も長引く不況の中で、冷ややかな空気が流れる。自民と強固な関係を築いてきた建設業界は、公共事業の急速な縮減で業績が悪化している。市内の建設会社社長は「業界はかつて自民の集票マシーンだった。それはトップダウンで下請けまで指示が通ったからだが今は違う」と話す。業界の実情に詳しい市議は「とにかく自民ではダメだとのムードを感じる。だから民主でというのも安易だが…」と言葉少なだ。

 十勝で保守を支えてきた最たる部分は「高齢者層」との指摘もある。この層も後期高齢者医療制度、年金問題を背景に流動化が著しく巨大な浮動層となる可能性が高い。保守王国の基盤に入るさまざまな「きしみ」をめぐり、攻防は激しさを増している。
(文中敬称略、衆院選取材班)


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