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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

2775杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/03/05(水) 21:21:12
 ■選挙戦終盤に焦った陣営がカネを使うというのはよく聞く話。鈴木は「カネには触れない」主義だ。

   「獣道(けものみち)」、要するに買収のこと。地方で菓子屋の社長さんに2000円差し上げたとする。すると、その社長さんが嬉々(きき)として動き始めたということが現実にあるんです。社長に2000円ですよ。子どものお小遣い以下じゃないですか。
   カネの額じゃないんだ。「代議士がおれのことを認めてくれてる」という証しなんですよ。だから一生懸命動くんです。500円で票を「買う」と言うより、500円を「あげる」と言うほうが近いかもしれない。
   でも獣道はね、帰りの道はないんだ。金を渡した人は、渡したらそれで終わり。あそこで総計50万使った、10万使ったとか、使ってしまえばけろっとしてる。経済効果じゃないけど、カネ使う参謀が本当に動いてくれたのかを後から検討したって話を聞いたことがない。
   それに1回やれば、2回目もカネをやらなくちゃいけない。1回運動した人には次もカネをやらないと、「認められた」という証しがなくなった、となるからね。

 ■福島県のある市長選。新人候補の参謀に入った鈴木は、現職陣営がカネを使ってくると予測し、ある対策を講じた。

   表に出ない話だから、時間をかけて情報を整理しないと浮かんでこない。何回か前の昔の選挙とか、うわさとか情報を仕入れて整理する。敵の参謀の情報を集めてね、以前にも同じ陣営で責任者やってたことが分かった。その時にどんな手段を使っていたのかも調べるの。そしたら「カネを使ってる」という。その時にもらった人が、今回はこっちの陣営に入ってたりするんだから。カネさえあれば使ってくる、と予測できる。
   それをどうやって防ぐか。僕は投票日の3日前にうわさを流したんだ。「そろそろ向こうがカネばらまくぞ」と。そしたら怖くて誰も受け取れないじゃない(笑い)。それこそ渡したって動かない。

 ■鈴木は表舞台から身を引き、奥州市前沢区で静かに妻の介護生活を送る。今でも鈴木を訪ね、教えを請う議員や首長は絶えない。

   東京から前沢に戻ったのは6年ほど前かな。家内が病気で、田舎に行ったほうがいいだろうということでね。誰に言ったわけでもないが、そのとき政治のことはやめる腹だった。
   でも2〜3年したら、むつむつと虫が起きてきて。夜中の2時に目が覚めて、頼まれてもいないのに朝の5時か6時まで票の分析やったりして平気なんだ。体がそうなってるんでしょう。根が政治好きなんです。【念佛明奈】(敬称略)=おわり


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