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大中華世界的話題

968千葉9区:2009/05/06(水) 23:14:26
http://www.asahi.com/international/update/0505/TKY200905050156.html
台湾の世論真っ二つ 日本代表「地位未確定」発言
2009年5月6日15時21分

 【台北=野嶋剛】日本政府の台湾窓口、交流協会台北事務所の斎藤正樹代表(大使に相当)の「日本がサンフランシスコ平和条約で台湾の領有権を放棄した後、台湾の地位は未確定」との発言が波紋を広げている。与党・国民党から解任要求が出る一方、野党・民進党は斎藤代表の擁護に回るなど、世論を二つに割る事態に発展している。

 「52年の日華平和条約で、台湾の主権が中華民国(台湾)に戻った事実はすでに確認されている」。馬英九(マー・インチウ)総統は5日、斎藤代表の発言に総統として初めて反論した。

 「台湾は中華民国の一部」という前提に立ち、斎藤発言を問題視した馬政権と国民党に対し、台湾の独自性をうたう民進党にとって「台湾の地位未定論」は逆に好ましい主張だ。斎藤代表の発言は台湾の与野党に格好のケンカの材料を与えた形になった。

 4日、国民党議員団は斎藤代表を「歓迎されざる人物」と認定するよう馬政権に要求する決議を採択。一方、民進党議員は5日に外交部に陳情に押しかけ「斎藤発言は正しい」と訴えた。新聞の投書欄では連日、賛否両論が多数掲載されている。

 中国外務省の馬朝旭報道局長も5日、「台湾は中国の不可分の領土で、帰属未定論は絶対受け入れられない」と述べて台湾での論争に「参戦」。日本政府に申し入れを行ったことを明らかにした。

 日本が統治した台湾の戦後帰属は一切語らないというのが日本政府の伝統的立場だ。その意味で「地位未確定」と断定的に語った斎藤代表の発言は勇み足だった。反響の大きさから斎藤代表は馬総統と同席する予定だった8日の式典出席を取り消すなど、対外的な活動を当面控える方針だ。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090505/chn0905051827002-n1.htm
中国も「強い不満」と反発 「台湾地位未定」発言に
2009.5.5 18:26
 【北京=矢板明夫】日本の対台湾窓口である交流協会台北事務所の斎藤正樹代表が講演で、台湾の帰属は定まっていないとする「帰属未定論」に言及したことについて、中国外務省の馬朝旭報道官は5日、「台湾の帰属未定論を持ち出すことは、中国の核心利益への挑戦であり、中国政府と人民は絶対に受け入れられない。日本側に対し厳正な申し入れを行った」と論評し、強い不満を表明した。

 斎藤代表の発言を受け、中国各紙は連日、「日本政府高官が台湾独立を支持する言論を発表」などと題して大きく報道した。インターネットでは日本政府や斎藤代表を批判する書き込みが殺到した。

 国際情報紙「環球時報」は斎藤代表について「在中国大使館の公使、駐カンボジア大使を歴任したが、李登輝(台湾元総統)に心酔しているといわれており、彼が『台湾地位(帰属)未定論』の考え方を持つことは驚くにあたらない」と指摘。発言の真意に関しては「最近の両岸(中台)の急接近に対し、日本政府内に不満をもつ人がおり、こうした政府内の右翼勢力(斎藤代表)が今回、馬英九政権の対日政策を測ろうとして、その反応を探るために発言したのではないか」と分析している。


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