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大中華世界的話題

883千葉9区:2009/02/09(月) 21:16:22
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080908/chn0809082048003-n1.htm
香港選挙 親中派勝利 政治的な争点後退 (1/2ページ)
2008.9.8 20:51
 【北京=矢板明夫】7日投開票の香港立法会(議会、定数60)選挙は8日、全議席が確定し、中央政府に批判的な民主派が3議席減の23議席と後退した。中国との一体化が進み、北京五輪に絡んだ愛国宣伝で親中派が影響力を拡大するなか、善戦した結果とはいえる。しかし今回の選挙の争点は従来と大きく異なり、民主化要求などの政治的問題よりも、貧富格差是正問題やインフレ対策などが有権者の関心を集めた。

 ほとんどの香港紙は選挙前、民主派の大敗を予測していた。北京五輪は国威発揚の場となり、選挙前の香港メディアは中国選手の活躍ぶりを伝える報道であふれ、中央政府を批判する記事は激減した。8月末、63人もの北京五輪金メダリストが3日間香港を訪問し、市民と交流するなど愛国キャンーペンも展開した。「親中派への選挙応援だ」と一部批判されたが、香港の街は歓迎一色となった。

 こうした中で選挙活動を展開した民主派は、行政長官の直接選挙の早期実現や天安門事件の再評価などを訴えたが、支持率の向上につながらなかった。香港中文大学が8月末に行った世論調査によれば、選挙で政治的問題に関心を示す市民は9・6%に止まった。

 民主派は選挙戦の後半になってから作戦を変更。争点を経済分野にしぼり、減税やインフレ対策などを中心に訴えるようになった。株価の下落や経済失速などで支持率が低迷している親中派の曽蔭権行政長官の批判を強めることで、議席減を最小限に食い止める狙いだった。

 結局、今回の選挙で民主派の各政党が軒並み議席を減らすなか、2006年に成立した社会民主連線が3議席を獲得し、躍進した。同党は民主社会主義の実現を訴え、私有財産にも否定的な立場を取る一方、低所得労働者の権益保障なども訴え、支持を広げた。

 一方、親中派は議席数を34から37に増やしたものの、経済界代表で構成される自由党は、直接選挙で党首を含む全員が落選した。近年、貧富の差がますます広がり、親中派の財界人だけが中国からの恩恵を受けることに対する香港市民の不満の表れともいえる。

 立法会選挙は4年に1度行われ、全議席のうち30議席は直接選挙で選出され、残り30議席は業界など職能代表から選ばれる。直接選挙の投票率は前回を約10ポイント下回る45%だった。


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