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大中華世界的話題

8001チバQ:2015/08/20(木) 21:21:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015082000691
急成長に「大物」の影=不透明な企業の実態-天津爆発で汚職捜査・中国



中国・天津で起きた巨大爆発の現場周辺の状況=17日(AFP=時事)
 【北京時事】中国天津市で巨大爆発を起こした倉庫を経営する「瑞海国際物流」と当局の不透明な癒着関係が、事故調査の焦点になっている。危険化学物質を取り扱う企業として急成長した同社の背後には、天津市や中央の「大物」の影が見え隠れし、汚職事件に発展する可能性も指摘される。
 国営新華社通信は19日、瑞海の「神秘の背景」を探った記事を配信。同社株式の55%と45%を持つ社長ら2人は経営に関与せず、于学偉会長と董社軒副会長の2人が実質的な経営者だった。
 董氏の父親は元天津港公安局長。中国紙・新京報によると、父親は、10年以上も天津市公安局長に居続けた「天津政界の大物」武長順氏と親密な関係にあった。武氏は2014年7月に収賄などの容疑で摘発されたが、同年8月に他界した父親も死去直前に腐敗調査を受けており、董氏らは瑞海の経営で自分の名前が出ないよう、関係の近い2人に株を持たせた。
 董氏は新華社の取材に「私のコネは主に公安と消防方面。于の主なコネは安全監督当局、港口管理局、税関、環境保護方面だった」と説明。「会社設立の際、天津港の公安・消防幹部を探し、『危険化学品の倉庫をやりたい』と伝え、資料を持って行ったらすぐ許可が出た」と語った。
 危険物質の倉庫は、マンションなどの建物から1キロ以上の距離を置いて建設するよう規定で義務付けられている。倉庫の1キロ圏内には既に多くのマンションが建設され、今回の爆発で多大な被害を受けた。12年11月に設立された瑞海はこうした規定をなぜかクリアしていた。民営企業でありながら次々と許可を獲得し、14年4月には危険化学物質を扱う経営を認められ、急成長を遂げた。
 共産党中央規律検査委員会は18日、天津市副市長を11年間も務めた楊棟梁・国家安全生産監督管理総局長を重大な規律違反で摘発した。中国メディアによると、規律検査委は既に半年間も「秘密調査」を行ってきたという。楊氏は爆発直後から天津に入り、陣頭指揮を執っていたが、利害関係の深い天津での事故処理を統括させるのは問題が大きいとして突然の失脚となった。
 中国人記者は「天津政界では今も、引退した大物や現中央指導者が絶大な権限を持っている」と話している。(2015/08/20-17:59)


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