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大中華世界的話題

7979チバQ:2015/08/18(火) 21:11:27
http://www.sankei.com/world/news/150818/wor1508180032-n1.html
2015.8.18 20:59
【バンコクテロ】
「治安売り物」のタイ軍政に打撃 反体制派締め付け強化 民政移管遠のく恐れも





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17日、バンコクの爆弾テロで破壊された現場(ロイター)
 タイの首都バンコクで17日に起きた爆弾テロは、昨年5月のクーデターで「治安維持」を大義名分に掲げて政権の座に就いた軍事政権に大きな打撃を与えた。体面を傷つけられた軍政は反体制派の取り締まり強化に動くとみられる一方、民政移管に向けた憲法制定作業の遅れも懸念される。(シンガポール 吉村英輝)

 テロから一夜明けた18日の外国為替市場で、タイの通貨バーツは一時、対ドルで約6年4カ月ぶりの安値水準となる1ドル=35・55バーツまで急落した。中国経済の減速で輸出が低迷する中、テロが海外投資家の不安材料に追加され、バーツ売りを加速させた。

 主力の農業も価格低迷や日照りで不調が目立ち、反政府デモ当時の落ち込みから回復した観光業は「数少ない明るい材料」(ロイター通信)だっただけに、外国人や観光客が犠牲となった今回のテロで景気が再び冷え込みかねない。

 テロの実行犯や首謀者が何者かは判明していないが、注目されるのが、軍部の圧力で沈黙してきたタクシン元首相派の動向だ。タクシン派は、軍政が来月初旬にも新憲法草案を承認するのをにらみ、反軍政の言動を活発化させている。

 新憲法草案が承認されれば、来年1月に草案の是非を問う国民投票、9月にも民政移管に向けた総選挙が行われる。草案には上院議員の一部任命制や軍部関与を継続する委員会の設置、非議員の首相任命可能条項などが含まれており、「タクシン派つぶし」が狙いとの見方が強い。

 インラック前首相は17日に声明を出し、草案を「民主的でない」と批判。公正なルールなしで平和は成り立たないとした上で、「経済と市民生活が喫緊の課題だ」として早期の民政移管を訴えた。

 軍政は、インラック政権下で築かれた利権構造にも切り込んでおり、軍政とタクシン派の対立を背景に、反軍政勢力の一部が、国内外の反発を覚悟で首都での無差別テロに踏み切った可能性は排除できない。

 こうした中、プラユット首相は18日、内閣改造の名簿を国王に提出したことを明らかにした。経済閣僚を交代させ、景気低迷に対する国民の不満を和らげる狙いとみられる。今回のテロを受けて治安維持の名目で軍政が長期化し、経済運営の混迷が深まる懸念もある。事実上の海外逃亡をしながら復権を狙うタクシン氏の次の行動にも関心が集まっている。


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