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大中華世界的話題

7844チバQ:2015/07/26(日) 22:42:34
総統選ではこれまでのところ、民進党の蔡氏が馬政権の「資産」を活用し、国民党の洪氏は「負債」だけを受け継いでいるかのようだ。蔡氏は5〜6月の訪米で中台関係の「現状維持」を強調し、米側から高評価を受けた。馬総統が「現状」は自分が作ったものだと訴えたところで、米側の蔡氏への見方に影響はない。一方、選挙戦で出遅れた洪氏は、地方回りが優先だとして訪米に否定的で、米側から“お墨付き”を得る機会を自ら封じている。

 また、洪氏の「一中同表」は、中国側には好感されたものの、台湾世論には受けが悪い。国民党寄りの中国時報は7月22日付の社論で、「民進党が『一中各表』を受け入れなければ、北京は黙っていない」と蔡氏を脅すような論陣を張った。もはや禁じ手である中国の介入なしには選挙に勝てないと認めているかのようだが、中国側は現状、様子見の構えだ。

ささやかれる分裂危機

 こうした状況に、総統選と同日に行われる立法委員(国会議員)選の候補者、特に民進党の地盤である南部の選挙区で戦う候補者の心は穏やかでない。洪氏も中南部の票の獲得を目指し、本土派と呼ばれる本省人系の重鎮、王金平立法院長(国会議長)=(74)=に選対本部長に就任するよう求めたが、王氏は立法院長職に支障が出るという理由で、拒否した。

 国民党を離党して親民党を結成した宋楚瑜(そう・そゆ)主席(73)は、8月上旬にも出馬の是非を判断するという。従来は立法委員選の票のかさ上げが狙いとみられていたが、一部世論調査では、支持率が洪氏を上回るものも出てきた。報道では、国民党本土派の立法委員が離党し、宋氏を擁立するのではとの観測も出ている。現状で勝てる要素が見いだせない国民党は「分裂の危機」がささやかれるまでになっている。(台北支局 田中靖人

/SANKEI EXPRESS)


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