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大中華世界的話題

7769チバQ:2015/07/09(木) 22:00:40
http://www.sankei.com/world/news/150709/wor1507090036-n1.html
2015.7.9 20:29
【中国株波乱】
「市場原理を無視」新株公開延期、「空売り」摘発…「政治化を回避せよ」露骨な介入に批判

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株価の電子掲示板を見上げる投資家の男性=9日、北京(ロイター)
 【北京=矢板明夫】6月中旬から急落していた中国の株式市場は9日、代表的な上海総合株価指数が前日比5.76%高い3709.3で取引を終了した。中国当局が先月末から次々と打ち出した大型株価対策の効果がようやく現れたようにも見えるが、先行きを不安視する投資家は多い。国内の個人投資家の不安を抑えるため中国政府が実施してきた一連のテコ入れ策に対しては、「市場原理を無視している」といった批判も強まっている。

 中国当局は当初、金利と預金準備率の引き下げなどで株価の急落に対応しようとしたが、株価下落に歯止めがかからず、市場への露骨な介入に転じた。

 7月4日、証券監督管理委員会は、全国の大手の証券会社、21社のトップを北京に集めて対策会議を開き、証券会社が総額1200億元(約2兆4000億円)を出資して株価を下支えする対策を発表した。

 また市場の需給悪化を防ぐため、中国当局は7月上旬に突然、IPO(新規株式公開)の延期を発表。準備を重ねてきた多くの企業と投資家に打撃を与えた。

 さらに、今回の株暴落の原因は一部の投資家による「空売り」だと考えた当局は9日、公安省の孟慶豊次官を証券監督当局に派遣し「悪意のある株式や株価指数先物の空売りを厳しく取り締まる」と発表した。

 投資家の間では「空売りは市場行為なのに、警察が出てくるのがおかしい」との反発が出ている。

 中国政府がここまで株価に神経をとがらせる理由は、株が下落すれば都市部を中心とする約2億人の国内投資家が動揺し、社会不安が広がることを警戒しているためといわれる。インサイダー取引などの疑惑が絶えない中国市場に対する投資家の不信感は強く、国民の批判が一気に政府に向かう可能性もあるからだ。

 中国共産党の中央宣伝部は9日までに国内メディアに対し、「株式市場の問題が政治化するのを回避せよ」などと指示する緊急通達を出した。通達では「投資家が理性的に株式相場の動向を予想できるよう世論を誘導する」「経済政策の成果を宣伝し、中国経済の先行きを前向きに伝える」などの指示が盛り込まれ、世論誘導の意図は明白だ。

 北京の金融関係者は「株価が下がれば政府が何とかしてくれるという裏付けのない期待を国民に与えてしまった。将来に大きな禍根を残すだろう」と話す。


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