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大中華世界的話題

7427チバQ:2015/05/20(水) 00:40:26
http://www.sankei.com/world/news/150519/wor1505190041-n1.html
2015.5.19 20:49

タイのクーデターから1年 和解遠く 軍政長期化も 

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 タクシン元首相派のインラック政権が倒れたクーデターから22日で1年を迎えるタイで、軍事政権が長期化する懸念が強まっている。軍政のプラユット暫定首相は19日、民政移管に向けた新憲法案を国民投票にかける方針を表明したが、事実上の「タクシン派つぶし」ともいえる憲法案の内容に同派が猛反発するなど、軍部がクーデターの大義名分に掲げた、タクシン派と対立勢力との「和解」には程遠い状況だ。(タイ北部チェンマイ 吉村英輝)

 タイの古都チェンマイ県の中心地から車で約1時間のサンカンペーン郡は、タクシン氏の故郷だ。元警察官僚で通信事業の成功により巨万の富を築いたタクシン氏は、2001年の総選挙で大勝。同郡など地方の貧しい農村が大票田となり、政権を支えてきた。

 ある支持者男性は、「国から見向きもされなかった私たちに、タクシン氏は初めて手を差し伸べてくれた」と強調。タクシン政権が導入してきた医療政策で「病気になれば借金まみれになる恐怖からも解放された」と功績を評価した。

 妹のインラック前首相が導入したコメ買い上げ制度がなくなり、「農業収入だけでは生活できなくなった」とも語る。以前は見つかった副業も失った。「軍政の下でタクシン氏の復権は絶望的だ。一部の富裕層しか守られない国に戻った」と落胆する。

 軍政は、今年7月に新憲法案をまとめ、来年早々に総選挙を行う行程を描いていた。だが、その内容は単独巨大政党の出現を阻止し、非議員の首相就任を可能にするというもので、京都大のパビン・チャチャバル准教授は「目的は民主化でも政治改革でもなく、(選挙に強い)タクシン派つぶしだ」と指摘する。

 タクシン派などの強い反発を受け、暫定政権は19日、新憲法案を国民投票にかけることを決定。ウィサヌ副首相は、国民投票を来年1月に行い、賛成多数となった場合は、「8月か9月」に新憲法の下で総選挙を行うとした。しかし、否決されれば憲法案が作り直されるため、民政移管はさらに大幅に先送りとなる。

 タイ経済は、政治の混乱とインラック政権の景気刺激策の反動減から低迷が続き、雇用環境が悪化。国民の不満が高まれば、軍政はタクシン政権が批判を受けた「バラマキ」政策の再現に踏み切らざるを得なくなる事態も予想される。


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