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大中華世界的話題

7310チバQ:2015/05/05(火) 21:51:10
http://www.sankei.com/world/news/150504/wor1505040045-n1.html
2015.5.4 21:43

国共トップ6年ぶり会談 習主席「中台一体感」を演出、台湾世論刺激避け「統一」すら封印

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4日、北京の人民大会堂で、台湾の与党、中国国民党の朱立倫主席(左)と握手する中国共産党の習近平総書記(共同)■■キャプション■■ 4日、北京の人民大会堂で台湾与党、国民党の朱立倫主席(左)と握手する中国共産党の習近平総書記(共同)
 【北京=田中靖人】中国共産党の習近平総書記(国家主席)は4日、北京の人民大会堂で、台湾の与党、中国国民党の朱立倫主席と会談した。国共両党の党首会談は6年ぶりで、両氏の対面は初めて。習氏は会談後、昼食をともにして朱氏を厚遇。会談では、経済協力などで中台の「一体感」が強く打ち出された。

 習氏は会談で「10年前、(国共)両党が両岸(中台)関係を戦争の縁から平和へと変えた」と両党の協力の成果を強調。一方で、仮に「一つの中国」を前提とする「92年コンセンサス」を否定し、民進党の陳水扁前総統が唱えた「一辺一国」や「一つの中国、一つの台湾」を掲げたりすれば「平和も発展も維持することはできない」と台湾独立を批判した。来年の総統選で優勢が伝えられる台湾の野党、民主進歩党を牽制(けんせい)する狙いとみられる。

 これに対し、朱氏は92年コンセンサスが中台交流の基礎だとする考えを再三、表明。さらに、台湾が日清戦争後に割譲され日本の植民統治を受けたことは「台湾人が望んだことではない」と述べて、中台の一体感を強調した。その上で、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への「中華台北」名義での台湾の加入を要請した。朱氏から台湾が主張する「中華民国」の存在を認めるよう求める発言はなかった。

 総統選で劣勢の国民党では、今月18日締め切りの予備選で目立った立候補者がおらず、朱氏の出馬を求める声が根強い。朱氏はこれまで出馬しないと言明してきたが、今回の会談に対する世論の反応を見極めた上で、最終的に判断するとみられている。



 【北京=矢板明夫】中国の習近平国家主席は4日、台湾の与党、中国国民党の朱立倫主席との会談で、強硬な態度を抑えて双方が対立する話題をあえて避け、「経済協力」や「台湾企業の権益を守る」といった言葉を連発した。中国の最大の主張である「中台統一」という表現すら封印。最近、嫌中感情が高まっている台湾世論を刺激するのを避け、友好姿勢を懸命に演出しようとした。

 習主席は会談で、地方指導者として福建省に勤務した際に、多くの台湾の企業家らと交流した経験があり、台湾の方言である「●南語」を理解できるなどと語り、自身が台湾問題の専門家であることをアピールした。そのうえで、今後の中台関係を発展させるための5つの主張を発表し、「両岸のすべての党派の関係者と協力し、両岸の新しい未来をつくろう」と台湾の野党、民進党にも友好的なメッセージを送った。

 習主席が“優しい”態度に出たのは、来年1月の台湾総統選挙を意識しているとみられる。台湾独立志向が強い民進党が優勢とされるなか、中国としては国民党の形勢逆転を望んでいるものの、台湾に強い態度をみせて台湾世論の中国離れが進むことを警戒した。

 習近平政権は発足後、台湾の経済、社会など各分野への浸透を強め、統一攻勢を仕掛けたが、台湾社会から強い反発を招いた。2014年3月には、中国とのサービス貿易協定の調印に反発する台湾の大学生らが立法院(国会に相当)を占拠するなど大規模な抗議活動に発展。また、同年11月に行われた台北市長選挙では、中国に近いとされた国民党の候補が落選している。

 習主席は今回の会談を通じて台湾社会に対し、自らが台湾の良き理解者と支援者であることを示そうとしたとみられる。



 【用語解説】92年コンセンサス

 中国と台湾が1992年、香港での協議で達した合意。「一つの中国」を認めつつ、解釈は各自に委ねるとの内容で、台湾側が「中国とは中華民国」と主張する余地を残している。台湾の野党、民主進歩党は受け入れを拒んでいる。


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