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大中華世界的話題

7260チバQ:2015/04/25(土) 00:10:31
http://mainichi.jp/select/news/20150425k0000m030118000c.html
バンドン会議:「一帯一路」中央に陣取った習近平国家主席
毎日新聞 2015年04月24日 22時14分

 【バンドン(インドネシア西ジャワ州)石原聖】中国の習近平国家主席は24日、「アジア・アフリカ会議(バンドン会議)」が1955年に開かれたバンドンでの記念式典に出席し、今年初の外遊を終えた。習氏は一連の日程を通じ、中国が提唱する「一帯一路(海と陸のシルクロード経済圏)」構想とアジアインフラ投資銀行(AIIB)が、東西冷戦下に非同盟諸国の団結を呼びかけたバンドン会議の精神に沿うものと強調し、新たな国際秩序構築の意義をアピールした。

 60年前に中国の周恩来首相やインドのネール首相らが集ったのと同じ会場で開かれた24日の記念式典で、習氏はホスト役のジョコ・インドネシア大統領と並んで中央に陣取った。インドや南アフリカといった新興5カ国(BRICS)のトップが出席せず、習氏の存在は際立っていた。

 「一帯一路」は今年の中国外交の要とされる。ジャカルタで開かれた22日の首脳会議で習氏は「アジア・アフリカ協力の新しい構図をつくり出したい」と述べ、アフリカ諸国にも「一帯一路」への参加を呼びかけた。さらに、「途上国の発展に良い環境になるよう公平な国際金融体系を建設する」と、米国主導の国際秩序に金融面から風穴を開けると「宣言」した。途上国間の支援「南南協力」の推進と国際秩序における途上国の発言権強化というバンドン会議の精神の具体化と説明した。

 首脳会議では、「アジアには陸や海で領土問題や深刻な武力衝突を抱えている国がある」(ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席)と南シナ海をめぐる中国との対立を念頭に置いた発言もあったが少数派に過ぎず、「世界経済の問題が世界銀行や国際通貨基金(IMF)、アジア開発銀行(ADB)だけで解決できるとの考えは時代遅れだ」(ジョコ大統領)といった賛同の声が相次いだ。

 習氏は約5カ月ぶりに実現した安倍晋三首相との会談で「一帯一路建設とAIIBの設立に関するイニシアチブは国際社会から歓迎されている」と述べ、日本に秋波を送った。世界3位の経済大国で国際金融機関のノウハウを持つ日本がAIIBに参加すれば資金調達の債券格付けや組織運営で有利になるとの意見が中国人学者の間にもある。軍も含めた反腐敗運動で権力を固めた習氏が直接、日本の真意を探った形だ。

 習氏は首脳会議の演説で日本の歴史認識に対する批判を控え、安倍首相との会談では「歴史を直視した積極的なシグナルを」と注文をつけつつも「世界と地域の平和と繁栄に共同でさらに大きな貢献を果たすよう希望している」と踏み込んだ。

 こうした発言の背景には、日中対立が緩和に向かう流れにあると示して中国に対する周辺国の脅威論を払拭(ふっしょく)し、アジアにおける米国の同盟体制にくさびを打つ思惑もありそうだ。


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