したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

7130名無しさん:2015/03/16(月) 21:29:33
http://mainichi.jp/select/news/20150316k0000e030144000c.html
中国メディアの変化:多数の言語使い国際発信に力
毎日新聞 2015年03月16日 10時39分(最終更新 03月16日 10時40分)
 【北京・工藤哲】中国の当局やメディアが、中国語だけでなく、各国・地域の多数の言語を使った国際発信に力を入れている。国際交流が活発になるにつれ、「他国から吸収する」ことより「他国に向けて中国を知らせる」重要性が増してきたからだ。放送や出版などを通じて発信される言語や、大学で学ぶことのできる言語も増えている。

 国営中国中央テレビ(CCTV)は2月、旧正月の大みそかの国民的番組「春節聯歓晩会(春晩)」の放送を前に、外国メディアを招いた記者会見を初めて開いた。

 春晩は1983年に始まった日本の「紅白歌合戦」のような番組だ。人気歌手の歌や京劇、雑技、漫才、マジックなど、さまざまな演目で旧正月を祝う。2014年は7億人以上が視聴し、CCTVは「演出の規模や陣容、国内外の視聴者数は世界一」と宣伝する。

 記者会見の席上、番組関係者は「春晩は国外からも近年大きな関心を集めている。(欧米など)16の国・地域のメディア24社と協議し、英語、ヒンディー語、アラビア語、ポルトガル語、ドイツ語などで、この番組や関連番組を集中的に放送する」と明らかにした。

 CCTVは国連公用語(英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語)で放送してきたが、今後は発信する言語を増やしていく方針だ。中国国内で自由にアクセスできない動画サイト「ユーチューブ」などでも中継。対外的な認知度アップに乗り出す。

 昨年11月に北京で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)では、習近平国家主席の演説などをまとめた「国政運営を語る」が、日本語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、スペイン語など少なくとも8カ国語に翻訳され、各国の記者に無料で配られた。国家指導者の発言集は毛沢東、トウ小平、江沢民氏らのものが出版されているが、党総書記就任からわずか2年の発行は異例だ。

 出版を手がけた政府部門「中国外文出版発行事業局(中国外文局)」の周明偉局長は、毎日新聞の取材に対し「当初は7カ国語の発行を想定していたが、今年6月ごろにはトルコ語なども加え15カ国語ほどに増やす予定だ。こうした本は引退後に出版されることが多かったが、各国の需要に応えられない。時代の流れに合わせた。出版から3カ月で150万冊(うち20万冊が外国語)に達し、国際社会に向けて国家指導者が出版した本としては過去に例のない数になった」と語った。

 中国共産党の別の翻訳部門も近年、対応言語を増やした。党や国務院(政府)に関する文献を各国語に翻訳する中央編訳局の卿学民(きょうがくみん)文献部副主任によると、編訳局は1953年に設置。70年代から英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、日本語の5言語で対応してきたが、2013年からアラビア語とドイツ語の翻訳も始めた。卿副主任は「中国経済のグローバル化に伴い、理念や考え方を正確に伝えることがますます必要になっている。我々は積極的に業務範囲を切り開いている」と話す。

 ◇NHKは18言語で海外放送

 日本のNHKの海外向けラジオ放送は今年で80年を迎え、日本語を含む18言語で放送している。一時は22言語あったが2007年にイタリア語、スウェーデン語、ドイツ語、マレー語を廃止した。テレビは日本語と英語で海外向け放送をしていて、150カ国・地域で視聴できるという。

 NHKが13年度に各国で知名度を調べたところ、ニューヨークでは英国放送協会(BBC)の77%、CCTVの21%に比べ、NHKは8%にとどまった。

 BBCの国際放送「ワールドサービス」のホームページによると、BBCのラジオは27カ国語(日本語は91年に終了)で放送、テレビはアラビア語とペルシャ語の放送をしている。

 日本の外国語教育を見ると、東京外国語大は主専攻語として27の言語(日本語含む)を学べる。授業で開講している言語は計約55に上る。【青島顕】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板