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大中華世界的話題

7128チバQ:2015/03/15(日) 23:06:09
 拓殖大学海外事情研究所教授の富坂聰氏もこう語る。

 「近く郭(伯雄)氏の処分について何らかの発表がなされるのではないかとささやかれている。郭氏の失脚が公式発表されれば、胡錦濤政権時代には実現しなかった軍部の完全掌握が完遂されることになる。伏魔殿ともいわれる利権の巣である国有企業の改革も同時に進めており、習氏の独裁体制はますます強固なものになる」

 反腐敗運動への国民の圧倒的な支持を背景に、権力固めに邁進(まいしん)する習氏。気になるのは、どの人物を最終ターゲットに置いているかだ。

 「周氏、徐氏、そして郭氏となれば、政権中枢にいた『上海閥』は一掃されることになる。最後の総仕上げは、派閥のボスである江沢民氏と電力利権を握る李鵬元首相だろう。中国共産党の腐敗の象徴ともいえる2人に王手をかけつつある」(宮崎氏)

 李鵬氏をめぐっては、すでにその兆候が出ている。

 今年2月、英金融大手HSBCの機密文書がインターネット上で流れ、同社のプライベート・バンキング部門による富裕層顧客への巨額脱税幇助(ほうじょ)が発覚した。

 「スイスリークス事件」と呼ばれるこのスキャンダルで流出した顧客情報の中に、李鵬氏の娘で、中国電力国際発展有限公司の会長を務める李小琳氏の名前が含まれていた。

 複数の中国メディアによると、李小琳夫妻は、HSBCの口座に2006〜07年にかけて約248万ドル(約3億円)を預け、課税逃れをした疑いがあるという。

 「『スイスリークス事件』には、腐敗官僚の摘発に当たる中央規律委員会も重大な関心を示している。すでに李小琳氏の部下らの取り調べを始めたとの情報もある。このスキャンダルをとっかかりにして、李鵬氏を追い詰めていく可能性がある」と宮崎氏。

 「赤い帝国」の勢力図が大きく塗り替えられようとしている。


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