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大中華世界的話題

7110チバQ:2015/03/10(火) 20:06:54
http://www.sankei.com/world/news/150310/wor1503100009-n1.html
2015.3.10 06:00

困った習政権…大気汚染ドキュメント当初は「感謝のメールを作者に送った」と環境保護省 それでもネットから〝抹殺〟

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スモッグに包まれた江蘇省の町。深刻な大気汚染の背景に“ヤミ炭鉱”の存在があるという=1月5日(ロイター)
 【北京=西見由章】中国で開催中の全国人民代表大会(全人代=国会)で、環境対策に注目が集まっている。微小粒子状物質PM2・5の汚染実態などを告発した自主制作の映像ドキュメンタリー作品が開幕直前にネット上で数億回再生され、汚染を放置した地方政府への抗議デモも起きるなど、国民の不満が噴き出しつつある。

 2月末に公開された国営中央テレビの元記者、柴静さん制作のドキュメンタリー「天空の下で」は、規制をすり抜けて違法操業する国有企業の実態などを告発し、瞬く間にネット上で話題となった。今月1日には陳吉寧環境保護相が「真剣に見た。環境問題への関心を提起してくれたことへの感謝のメールを彼女に送った」とコメントした。

 「動画公開は政府の黙認があったはず。全人代で大きな話題になるだろう」(中国人学者)との見方もあったが、その後、反響のあまりの大きさに驚いたのか、当局はネット上の動画や関連記事を削除した。

 こうした中、米国を拠点とする中国語サイト「博訊」によると、陝西省西安市では8日、行政が大気汚染を深刻化させたと訴える抗議デモが省政府近くで行われ、参加者2人が当局に拘束されたという。

 環境対策への国民の不満が切実となる中、中国政府が本腰を入れ始めた政策の一つが、石炭の総量規制だ。工業情報化省と財政省は6日、石炭利用に関する行動計画を発表し、大気汚染対策として国内の石炭消費量を20年までに1・6億トン減少させる規制目標を掲げた。天然ガスや再生可能エネルギーへの積極的転換も図るとしている。

 中国のエネルギー消費の約7割を占める石炭は、燃焼時の汚染物質の排出量が石油や天然ガスより多く、大気汚染の元凶のひとつとなっている。

 中でも問題視されているのが“ヤミ炭鉱”の存在だ。山西省などでは、採掘などの許認可権を握る官僚と癒着した非合法の炭鉱が数多くある。こうしたヤミ炭鉱から産出されるのは硫黄含有率が高い粗悪な石炭で、大気汚染をさらに深刻化させている。

 習近平政権はこうした癒着にもメスを入れ始めた。山西省の幹部は6日、全人代の省代表会議で、反腐敗運動の摘発で300近くの省幹部ポストが空席になっていると明らかにし、「石炭部門の腐敗が最も深刻だ」と述べた。


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