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大中華世界的話題

7060チバQ:2015/02/18(水) 21:16:09
http://mainichi.jp/select/news/20150218k0000e030220000c.html
フィリピン:ミンダナオ和平に暗雲 交戦で国会に慎重論
毎日新聞 2015年02月18日 12時02分(最終更新 02月18日 13時20分)
 【バンコク岩佐淳士】フィリピン政府が反政府武装勢力モロ・イスラム解放戦線(MILF)と進める南部ミンダナオ紛争の和平プロセスに暗雲が漂っている。双方は2016年にイスラム系住民による新自治体発足を目指すが、1月下旬に警察とMILFの間で起きた交戦により国会で慎重論が広がり、関連法案の審議が中断。このままなら、紛争解決に積極的なアキノ大統領の任期中に和平を実現できない恐れもある。

 政府とMILFは14年3月、新自治体発足に向け包括和平合意文書に調印。新自治体の権限などを定めた基本法が国会に提出され、政府・与党が3月中の可決を目指していた。

 ところが、警察特殊部隊が1月25日、テロリスト逮捕のためミンダナオのMILF支配地域に入り、MILFなどと交戦。警察部隊44人を含む60人以上が死亡した。国会では「(多数の警察官を殺害した)MILFからの十分な説明がなければ和平に向けた法整備はできない」との声が上がった。

 アキノ大統領は「基本法が可決されなければ和平は失敗する」と訴え、MILF側も和平推進を強調した。ただ、一部国会議員らはMILF批判の世論に敏感に反応。イスラム系住民の自治拡大で利権を奪われる議員らも「和平をつぶすチャンスととらえている」(外交筋)という。

 国会は政府に事件の調査を求めており、基本法の審議は再開の見通しが立たない。政府は次期大統領選が行われる16年5月に新自治体の議会選挙を同時実施する方針だが、そのためには今年5月までに基本法を可決する必要があるとされる。

 国際軍事情報誌「IHSジェーンズ」は「基本法成立が遅れ、新自治体の議会選挙が先延ばしになれば、ミンダナオ和平が失敗する危険が高まる」と指摘している。


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