したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

6937チバQ:2015/01/20(火) 20:48:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015012002000135.html
タイ軍政継続狙う? 非議員首相案 新憲法に浮上

2015年1月20日 朝刊


 軍事政権下のタイで、廃止された憲法に代わる新憲法の草案の策定作業が進んでいる。焦点は、首相を国会議員以外から選ぶことが可能になる案が、新憲法に盛り込まれるか否か。タクシン元首相派と反タクシン派の対立が続き、議会が機能しなくなった際、政治空白を出さないようにする狙いとみられるが、プラユット暫定首相の続投など軍政長期化の意図も見え隠れする。 (バンコク・伊東誠)
 昨年五月のクーデターで廃止された憲法は、首相は下院議員から選ぶと規定されていた。
 今回の案は、首相は議員である必要はないが、国王から任命される前に、下院の承認を受ける必要がある。一時、首相や全閣僚を国民の直接投票で選ぶ案も浮上していた。
 反政府デモが続き、一昨年十二月にインラック首相(当時)が議会を解散。選挙管理内閣となり、権限は縮小された。その後の選挙も無効となり、下院不在で政治空白が続き、外交面も影響した。
 しかし、非議員に首相への道を開く方法に対しては批判も多い。一九九一年、チャチャイ政権をクーデターで倒したスチンダ陸軍司令官は首相に就任したが、野党は文民首相の選出を主張。学生と軍・警察が衝突し死者四十四人を出す惨事に発展した。この「五月騒乱」の教訓を受け、議員から選ぶことになった経緯がある。
 チュラロンコン大政治学部のウイラサック・クルアテプ助教(40)は「政治空白を生む弊害を重視するのなら、非常時だけ、非議員の首相を期限付きで就任させればいい」と話す。
 軍トップが民政復帰後も政権を率いることも可能になる。地元紙バンコク・ポストは「非議員が首相になるということは、路上に戦車を並べる必要なく、クーデターを合法化するだけの法律になる」と批判した。
 憲法起草委が提出した最終草案について国家改革評議会は八月六日までに草案の可否を議決する。可決されれば、九月にも国王が承認して新憲法が制定され、二〇一六年前半に民政復帰の総選挙が実施される。ただ草案が否決されれば起草作業は振りだしに戻り、総選挙も大幅に遅れる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板