したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

6483チバQ:2014/08/22(金) 07:17:50
http://mainichi.jp/select/news/20140822k0000m030159000c.html
タイ:暫定首相を選出…陸軍司令官プラユット氏
毎日新聞 2014年08月22日 01時18分(最終更新 08月22日 01時19分)

 タイの軍事政権「国家平和秩序評議会」が設置した暫定議会「立法議会」は21日、評議会議長のプラユット陸軍司令官(60)を全会一致で暫定首相に選出した。近くプミポン国王の承認を受け、正式に就任する。プラユット氏は暫定内閣発足後も存続する評議会の議長を兼務するとみられ、絶対的な権限を保持する。来年に予定されている民政移管までの政治改革は軍部による独裁体制の下で進められることになる。
 軍部はタクシン元首相派政権を打倒した5月のクーデター後、プラユット氏を暫定首相とし、軍部主導の統治体制を構築する方針を早い段階で固めていた。タクシン元首相を失脚させた2006年のクーデターでは「退役軍人は文民だ」との理屈で元陸軍司令官のスラユット氏が暫定首相に選ばれた。だが、軍の統制が弱まり、敵対するタクシン派の排除が中途半端に終わった。軍関係者は「今回は絶対的手法で改革を断行する」と語る。

 暫定内閣発足後は改革評議会の設置が予定され、軍政は政治改革を本格化させる。軍政は新憲法起草、総選挙を経て、来年中の民政移管を目指す方針だ。それまでにタクシン派排除を狙うとみられるが、政党政治のシステム自体を弱体化させるのではないかとの見方も出ている。

 先月下旬に公布された暫定憲法では、評議会議長の権限が立法、司法、行政の三権に及ぶと明記されている。プラユット氏は9月末に陸軍司令官を定年退官する予定だが、評議会議長は留任する見通し。暫定内閣には国軍最高司令官や空軍、海軍の司令官らが入閣する見込みだ。

 この3カ月間、軍政は治安維持を優先し、経済再建などの課題に取り組んできた。7月の世論調査で、約9割が軍政を好意的に評価した。軍政がプラユット氏を暫定首相に直接任命せず、軍関係者が過半数を占める立法議会で選出する形式をとったのは、軍政支配への批判を和らげる狙いがあったとみられる。

 国内ではクーデターへの抗議運動が封じ込まれているが、欧米など国際社会からは独裁体制強化に対する批判が予想される。クーデター後、米国や欧州連合(EU)は軍事支援や外交関係を一部停止している。一方、中国はクーデターを批判せず、タイ軍政は中国につながる高速鉄道計画を認可するなど、中国との関係を緊密化させている。【岩佐淳士】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板