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大中華世界的話題

6404チバQ:2014/07/30(水) 19:56:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140730/chn14073009560005-n1.htm
治安・司法部門に君臨、失脚の周永康氏 技術者から出世、薄氏とも親密
2014.7.30 09:56 (1/2ページ)

2011年3月12日、北京・人民大会堂での全人代開催期間中、地方の代表団と握手する周永康氏(中央)=ロイター
 周永康・前中国共産党政治局常務委員は、石油採掘の技術者から出世街道を駆け上がり、「石油閥」の首魁(しゅかい)として巨大な利権を掌握。これを足がかりに、中国の治安・司法部門の頂点に君臨する党中央政法委員会書記まで上りつめ、絶大な権力を手にしていた。(西見由章)

 1942年に江蘇省無錫市で生まれた周氏は、文革が始まった66年に北京石油学院を卒業し、黒竜江省の大慶油田に技術者として配属。順調に昇進し、85年に党中央に引き上げられ、40代前半にして石油工業省次官に抜擢(ばってき)された。

 96年には巨大国有企業、中国石油天然ガス集団(CNPC)の前身である中国石油天然ガス総公司の社長に。98年に初代の国土資源相に就任し、石油閥トップとしての地位を確立する。

 「上海閥」を率いる江沢民元国家主席に近く、石油業界で培った利権と人脈も背景に党中央で存在感を増していった。四川省トップの党委員会書記を経て、2002年に党政治局員に選出。公安相を兼務し、警察組織や国家安全省などへの影響力を確保した。

 胡錦濤政権後期の07年党1中総会では、政治局常務委員(序列9位)に選ばれ最高指導部入り。警察、検察、裁判所を統括する党中央政法委員会書記を兼務し、司法部門トップにのし上がった。異例の昇進に関しては「石油マネーをばらまき出世に利用した」との声もささやかれ続けた。

 中国に三権分立はなく、行政と立法、司法の上に共産党という絶対権力が君臨する。司法の独立からは程遠く、周氏は警察と検察、裁判所のいずれに対しても巨大な影響力を誇った。

 暗雲が垂れ込めたのは、収賄罪などで無期懲役が確定した薄煕来(はく・きらい)元重慶市党委書記の失脚劇だ。上海閥に近い2人は親密な関係だったとされ、薄氏の解任に唯一反対した最高指導部メンバーが周氏だった。太子党(高級幹部子弟グループ)の薄氏をかばう周氏の言動は、太子党や上海閥と対立する共産主義青年団派トップ、胡錦濤国家主席(当時)の怒りを買った。

 習近平体制に移行した12年11月の党大会を最後に表舞台を去った後も司法部門への強い影響力を残していたが、利権にまつわる醜聞は続く。反腐敗キャンペーンをぶち上げた習政権に外堀を埋められていった。

 指導部は石油閥や公安関係者、周氏の親族への捜査を拡大。周氏自身は取り調べに協力せず、自殺未遂を起こしたとの情報も伝えられた。


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