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大中華世界的話題

6076チバQ:2014/05/24(土) 19:42:47
http://www.47news.jp/47topics/e/253783.php

【タイのクーデター】軍に根強い期待の声 巻き返し狙うタクシン派 

 タイで起きたクーデターは、長引く政治対立に終止符を打つきっかけになるのか、対立を一層深める新たな火種にすぎないのか。クーデターを起こした軍と、国外逃亡中のタクシン元首相を支持する勢力の動向が鍵を握る。軍に期待する国民の声も根強いが、タクシン派もいずれ巻き返しを狙うとみられ、国民の亀裂を解消する道筋は見えない。
 ▽リセット

 「軍はクーデターを起こしますか」

 「質問すべきことではない。どうして聞くのか」

 プラユット陸軍司令官は、反政府デモが激化した昨年11月以降、報道陣に取り囲まれるたびに、クーデターを起こすかという露骨な質問を記者から受け、不愉快そうに答えていた。

 半年以上続いた反政府デモ、治安の悪化、憲法裁判所など司法や上下院での攻防戦。事態は混迷を極めた。「国の安定のために誰かが主導権を取る必要があった」と考える国民は少なくない。

 タイでは1932年の立憲革命以降、失敗したものも含め、20回以上のクーデターが発生。政治に行き詰まると、軍がクーデターを起こして局面を打開してきた歴史があり、タイのクーデターの性質を「行き詰まった政治状況のリセットのため」(政府関係者)とする見方がある。

 過去に政治危機を治めてきたプミポン国王が高齢で健康問題を抱える今、「政治に大きな影響力を持つ陸軍司令官に、期待とも取れる視線が集まっていた」(地元記者)ことは確かだ。

 プラユット氏は戒厳令布告後、事態打開を目指す協議の「仲介役」を務めたが、2日目に覚悟を決めた。軍筋によると「良いことだろうが悪いことだろうが、私が責任を取る準備はできている」と出席者に語った後、クーデターに着手した。

 ▽海外逃亡

 クーデターでタクシン派政権は崩壊し、展開は大筋で反タクシン派が要求した通りになっている。だが、軍主導で暫定政権が樹立された場合も、総選挙を実施して民政移管を果たす以外の選択肢はない。

 タクシン派はデモを解散、インラック前首相ら閣僚が軍施設に出頭するなど、現在はプラユット氏の要求に応じている。だが、タクシン派が次の総選挙で持ち前の強さを発揮すれば、政権を奪回し、問題は振り出しに戻る。

 昨年11月以降に激化した反タクシン派のデモに対抗し、タクシン派が行った一連の集会は「まだ本番ではない」(タクシン派幹部)として規模がかつてより小さかった。動員数が目標を大幅に下回るなど勢いに陰りも見えた。汚職で有罪判決を受け、海外逃亡中のタクシン氏が支持を今後もつなぎ止められるかどうかが焦点になる。(バンコク共同=本間麻衣)

(共同通信)

2014/05/24 11:05


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