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大中華世界的話題

5285チバQ:2013/11/24(日) 19:42:11
http://mainichi.jp/shimen/news/20131106ddm007030135000c.html
闇の正体:ミャンマー宗教暴動/11 主犯の男、なぜ「自殺」?
毎日新聞 2013年11月06日 東京朝刊


「自殺」した主犯の男の実家(右)。取材には治安要員が同行した=ミャンマー西部ラカイン州のラムリー島チャウニーモー村で、ニィニィミン撮影
拡大写真 ミャンマーのテインセイン大統領が「民主化プロセスの危機」とまでいう宗教暴動。その引き金となった昨年5月のレイプ殺人事件に作為があったとすれば、仕組まれた暴動だった可能性がある。

 事件は昨年5月28日、ラカイン州中部ラムリー島のチャウニーモー村で起きた。イスラム教徒の男3人が仏教徒ラカイン族の女性(26)を狙った。主犯の男は初公判の翌日、刑務所で首をつり、命を絶ったとされる。

 「元政治囚協会」の3人に刑務所で「自殺はできるか」と聞くと、刑務所ごとに独房の構造は異なり一概には言えないが「あり得なくない」との結論だ。

 捜査を総指揮した州検察庁のフラテイン検事正(56)が説明する。「男は着衣のロンジー(腰巻き)を二つに裂いてロープにし、窓の鉄格子に引っかけた。看守が気づいてカギを取りに戻った間に息絶えていました」

 ミャンマーでは独立(1948年)直後、「建国の父」アウンサン将軍を暗殺した政敵の死刑が執行されたのを最後に、軍政期を通じ、死刑の執行はない。殺生を戒める仏教国である。生きていれば、いずれ釈放される。

 なのになぜ自殺を? 検事正は「彼は読み書きもできず、そこまで考えが及ばなかったのではないか」と推察し、レイプ殺人の動機をこう語った。

 「確かに男は(1週間前に)結婚したばかりだった。だが犯行当時、ポルノ写真を収めた携帯端末を所持していた。カネがなくて結婚式を挙げられず、関係がぎくしゃくした妻は実家に戻っていた。被害者は金目の(ネックレスなど)宝飾品を身につけていました」。被害女性は夕刻の薄暗い小道を、隣村から1人歩いて帰宅途中、茂みで狙われている。

 検事正とのインタビューは2日間で5時間。だが、事実確認には現場に向かうしかない。とはいえラカイン州は州都シットウェと古都ミャウーを除く全域が外国人記者の立ち入りを認めていない。私は支局の仏教徒ビルマ族の女性スタッフ(28)を送り込んだ。

 村の人口は2万4000人。多数派の仏教徒とイスラム教徒が混在する。今は軍と警察が村の内外に検問所を設け両教徒の接触を遮断している。「通常は許可しない」という加害者宅への取材には軍人と警官、軍情報部員の計5人が同行した。

 男の母親(34)は「息子は無実」と主張した。被告3人は19歳と発表されていたが、いずれも17歳の少年だった。母は、息子との面会を再三求めたが許されず「(自殺後の)遺体とも対面できずに葬られた」と証言した。

 向かいの家が嫁の実家だった。16歳だった新妻は、夫の「自殺」の報で食事も睡眠もままならなくなり、自宅前の古井戸に身を投げ落命した。その母親(37)は「2人は幼なじみで愛し合っていたのに」と語った。

 この国では裁判記録は「公開」が原則だ。だが、検事正は穏やかにも断固として言った。「あなた方が裁判所に行っても、記録を見ることはできません」【シットウェ春日孝之、ラムリー島ニィニィミン(女性スタッフ)】=つづく


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