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大中華世界的話題

5138チバQ:2013/09/28(土) 22:29:36

対中配慮に伴う焦りか


 高雄出身の王氏は国民党本土派(台湾籍)の大物で立法院長歴14年の古参。野党にもパイプが太く、国民党主流とされる外省人(中国籍)の馬総統とは2005年の党主席選で争って敗れ、以来確執を深めてきた。

 立法院では、6月に上海で調印した中台サービス貿易協定の承認など重要案件の採択が山積するが、「密室協定」と反発する野党の反対で遅れており、野党への配慮も厚い王氏を排除して一気に内政を進展させようとしたとみられている。事実、中国で働く台湾人ビジネスマン(台商)らは、協定の立法院での早期承認を積極的に働きかけている。

 しかし、疑惑段階での王氏への厳しい姿勢や、王氏が「違法」と批判する盗聴などの捜査手法に世論は敏感に反応した。与党寄りとされる民放TVBS局の世論調査では、昨年秋以降の馬政権の支持率は、08年の政権発足後最低の15〜13%で推移していたが、9月11日の調査では11%にまで急落。王氏の口利き疑惑に関し「あった」34%、「なかった」28%、「わからない」38%だったが、政権の王氏へ追及姿勢については、「不支持」46%、「支持」23%で、市民の同情が王氏に集まっていることを示した。

 国民党内にも一連の手法に疑問を呈する声があり、来年末の統一地方選や、馬総統の後任を選ぶ16年総統選に向けた党内主導権争いも見え隠れしている。

 一方、中国は馬政権の不安定化で今後、中台間の各種協議に影響が出ることや民進党政権誕生への流れが強まるのを懸念。任期3年弱を残し、馬政権は早くも正念場を迎えている。(よしむら・たけし 台北支局)


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