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大中華世界的話題

5095チバQ:2013/08/28(水) 20:05:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130828/chn13082811060002-n1.htm
TPP交渉本格化にあせる中国、「上海自由貿易区」で起死回生狙い
2013.8.28 11:00 (1/2ページ)[中国]
 中国の対外貿易や直接投資の受け入れが低迷する中で、日本・米国を中心とした環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉が本格的に動き出し、あせりを強める中国。局面打開のために李克強首相が打ち出したのが、上海自由貿易区の設置である。同地域にはこれまでも保税区などはあったが、上海自由貿易区では対外開放を一段と加速させ、人民元の自由兌換(だかん)なども試験的に行おうという意欲的な構想だ。果たして起死回生の策となるかどうか。(フジサンケイビジネスアイ)

 上海自由貿易区構想が浮上したのは今年3月、李克強首相が上海を訪問した際、対外開放を拡大するための試験的な措置を研究するよう現地に指示したのがきっかけだった。5月に国務院が発表した今年の経済体制改革の重点項目にも明記され、7月3日の国務院常務会議で全体計画案が原則承認された。

 中国メディアの報道では、関連法案の整備を進め、今年9月末には正式発表になるのではないかという。中国としては異例の急ピッチな動きであり、現政権の強い危機感の表れとも言えよう。

 上海自由貿易区は新たに設置されるわけではない。既存の上海総合保税区(外高橋保税区、外高橋保税物流パーク、洋山保税港区、浦東空港総合保税区を含む)が自由貿易区に変更される。総面積は28.78平方キロである。

 それでは従来の保税区とどこが違うのか。中国商務省および上海市の発表によると、「改革のさらなる深化、政府職能転換の加速化、投資管理方式の革新、サービス業の開放拡大、貿易の発展モデル転換の加速化、金融分野の開放とイノベーションの強化、試験区建設にふさわしい管理制度の確立を含む管理体制の整備など」と幅広い。

 もう少し具体的に言えば、第一に貿易手続きの簡素化である。輸出入貨物の手続きは1回の通関・検疫・検査で済むようになるという。投資の面でも、進出企業に対して企業所得税の優遇が適用されるものとみられる。さらに注目されるのは金融・外国為替取引の自由化。特定企業を対象としながらも、人民元の自由兌換が試験的に行われる可能性が強い。上海自由貿易区を突破口とし、いずれは全国に自由兌換を拡大し、資本自由化を実現していくのであろう。

 これらの諸改革を進める中で、中国自身のTPP加入の体制をも整えていこうという思惑がうかがわれる。(拓殖大学国際学部教授・藤村幸義)


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