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大中華世界的話題

4906チバQ:2013/05/22(水) 23:26:48
http://mainichi.jp/select/news/20130522dde007030015000c.html
揺れる思い:在日ミャンマー人/下 少数民族、続く迫害
毎日新聞 2013年05月22日 東京夕刊

 ◇宗教対立、日本にも飛び火
 在日ミャンマー人でイスラム教少数民族ロヒンギャのアリ・ビンさん(24)が住んでいた東京都新宿区内のアパートの郵便受けに3年前、むき出しの豚肉が投げ込まれた。豚肉はイスラム教徒の禁忌だ。嫌がらせは、その後も続く。転居した先の玄関にも豚のシールが貼り付けられた。

 ミャンマーでは民主化が進むにつれ、国民の9割を占める仏教徒と、アリさんが属するイスラム教ロヒンギャとの対立が激化。2012年10月には、89人が死亡、仏教徒に焼き打ちされた村もある。国内での対立が日本にも飛び火している。

 「住んでいても生きている意味がない」。アリさんが住んでいたラカイン州ブーティダウンは9割がロヒンギャだ。しかし、小中高校では教室前方の一番良い席を仏教徒が占める。政府はロヒンギャを隣国バングラデシュからの不法移民と見なしている。そのため、公職には就けず、仏教徒も雇おうとしない。ロヒンギャの多くは、農業や漁業に携わり日々、食べていくのがやっとの生活だ。

 高校卒業後、マレーシアの大学に留学した。ミャンマーでは、ミャンマー人としての国籍を認められておらず、役人にカネを渡し、仏教徒に見せかけた偽名で身分証明書とパスポートを作った。しかし、マレーシアのミャンマー大使館でこのパスポートを更新できず、国籍を失った。

 仕事にありつこうと、ブローカーの手引きで別の偽造パスポートを作り06年に日本に渡った。成田空港で自ら偽造パスポートであることを告げ、難民申請をした。弁当屋で働きながら、難民認定を待つ。

 「対立を避け、誤解をなくしたい」。在日ミャンマー人に、ロヒンギャが置かれた実情を知ってもらおうと無料月刊誌を発行したこともある。しかし、在日ミャンマー人が集まる祭りで仏教徒の男に首をつかまれ「出版をやめなければ殺すぞ」と脅され、筆を折った。

 それでも、同じ人間としてミャンマー人に分かってもらいたい。今もブログで思いを発信し続けている。【朴鐘珠】


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