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大中華世界的話題

4823チバQ:2013/05/06(月) 00:16:15
http://mainichi.jp/select/news/20130504k0000e030141000c.html
マレーシア:長期政権 与党に逆風 5日、総選挙
毎日新聞 2013年05月04日 15時04分

 【クアラルンプール岩佐淳士】マレーシア連邦下院の総選挙(定数222)が5日、投開票される。独立以来50年以上にわたり政権を担ってきた与党連合はかつてない逆風にさらされ、「政権が弱体化すれば経済発展に悪影響が出る」と体制継続を訴える。しかし、インターネットの普及を背景に長期政権への批判は急速に高まっており、野党連合は初の政権交代実現に意欲を見せている。

 首都クアラルンプールにそびえるペトロナスタワー。マレーシア経済の発展を象徴する超高層ビルの上層階で毎日新聞の単独取材に応じた与党連合の重鎮、マハティール元首相(87)は「今回の選挙で野党連合が勝ったり、与党連合の議席が大きく減らされたりすることがあってはならない」と述べ、与党連合による安定した政権運営が国の経済成長に不可欠だと強調した。

 81年から22年にわたり政権を率いた元首相は、強権的な「開発独裁」を進め、外資を積極的に呼び込んだ。長期政権のもと経済は躍進し、13年も4.5〜5.5%の成長が見込まれている。だが、08年の前回選挙で与党連合は「勝敗ライン」とされた3分の2以上の議席確保に失敗、今回は一部世論調査で野党連合を率いるアンワル元副首相の支持率がナジブ首相を上回るなど、さらなる苦戦も予測されている。

 「経済発展は遂げたが、人々は抑圧的な長期政権に不満を感じ、変革を求めている」

 野党連合の中核を担う人民正義党のティアン・チュア副党首(49)はこう語り、政権交代の必要性を強調した。野党連合は汚職問題や物価上昇など政権への不満の受け皿として支持拡大を図る。

 こうした政府批判はこれまで厳しいメディア統制などで抑えられていたが、IT産業育成政策や政権の穏健化に伴い規制の難しいネットメディアが発達。インターネット新聞「マレーシア・キニ」のスティーブン・ガン編集長(50)は「かつては政府に違和感を感じても喫茶店でこっそり批判するだけだったが、国民はネットでつながった。政府は国民の意見を無視できなくなった」と話し、ネットを媒介に政権批判が噴出したと解説する。

 前回選挙後、アブドラ前首相に代わって就任したナジブ首相は令状なしに長期拘束できる「国内治安維持法」を廃止し、少数派の中国・インド系住民から批判をあびるマレー系住民優遇策を一部見直すなど政策見直しを進めてきた。マハティール元首相は「今回は新しいリーダーのもと前回以上の票を獲得できる」と強調。一方、チュア副党首は「ナジブ首相は実質的な改革は何もしていない。今回、野党連合はかつてないほど与党連合に肉薄している」と語った。


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