したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

4652チバQ:2013/03/17(日) 22:52:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130316/chn13031620350004-n1.htm
胡錦濤派躍進 中国政府人事 習国家主席、政権運営難航も
2013.3.16 20:30 (1/2ページ)[中国]

中国の李克強新首相(中央)と、副首相に選出された張高麗氏(左上)、劉延東氏(左下)、汪洋氏(右上)、馬凱氏(右下)=16日、北京の人民大会堂(共同)
 【北京=矢板明夫】北京で開催中の中国全国人民代表大会(全人代=国会)が16日に承認した政府人事では、胡錦濤・前国家主席が率いる派閥が躍進し、3人の副首相のほか、外相、発展改革委員会主任など多くの重要ポストを押さえて躍進した。一方、習近平国家主席が率いる派閥の複数の有力者は閣僚になれなかった。政府人事の主導権を取れなかった習氏は今後、政権運営で難航する場面が増えそうだ。

 新たに選出された4人の副首相のなか、張高麗・筆頭副首相は江沢民・元国家主席に近い人物とされるが、汪洋・前広東省書記ら3人はいずれも胡氏、または温家宝前首相の腹心といわれた人物だ。中国の経済政策の元締めともいわれる発展改革委員会主任という重要ポストに、温家宝氏の秘書を務めたことがある徐紹史・前国土資源相が抜擢(ばってき)された。

 温家宝氏は胡錦濤氏が率いる共産主義青年団(共青団)派の出身ではないが、政策スタンスが近いため最近、連携を強めている。15日に選出された胡氏の腹心、李克強首相とともに今回の政府人事を主導したといわれている。今回の全人代で、政治の表舞台から引退した胡、温両氏だが、今後当分の間、政府に大きな影響力を持ち続けそうだ。

 一方、習近平主席の派閥にとっては不本意な人事となった。習氏の浙江省勤務時代の部下、黄興国・天津市長は、商務相の就任が有力視され香港メディアにも事前に報じられたが、温氏に近い現職次官との争いに敗れた。また、共産党筋によると、習氏は、自らの大学時代に同じ寮室で暮らした親友、陳希・科学技術協会副主席を、科学技術相、もしくは教育相に就任させようと画策したが、2つのポストはいずれも現職の続投が決まった。

 今回、習派が獲得した重要ポストといえば、習氏と同じく太子党(元高級幹部子弟)メンバーである周小川・中国人民銀行(中央銀行)総裁を留任させたことで、金融政策の決定で一定の主導権を残したかたちだ。習主席の周辺は今後、都市化との名目の大型な財政出動をして景気浮揚を目指しているが、不動産バブルを抑えたい胡派から反発の動きも出ている。両派の外交方針が異なっており、党指導部が決める方針を行政が抵抗する場面も今後は予想され、外交、経済路線をめぐり政権内での駆け引きは激しくなりそうだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板