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大中華世界的話題

4644チバQ:2013/03/15(金) 21:16:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130315/chn13031508210001-n1.htm
対外強硬で支持狙う 重要ポスト大半が他派閥
2013.3.15 08:19 (1/2ページ)

習近平氏プロフィール
 【北京=矢板明夫】習近平国家主席は、激しい権力闘争の末に生まれた新政権において、重要ポストの大半を他の派閥に押さえられている。貧富の格差拡大や官僚腐敗に対する国民の不満が高まる中、習氏は一段と対外強硬姿勢を打ち出していく可能性が高い。

 全人代は14日、省庁再編法案を可決したが、その中には鉄道省の解体と、国家海洋局の権限強化という2つの重要部分がある。

 前者は行政の効率化を目指した胡錦濤政権がやり残したことで、後者は沖縄・尖閣諸島で日本と対峙(たいじ)するために習国家主席周辺が主導した案件といわれる。

 3月8日、中国国家測量地理情報局の李朋徳副局長が中国メディアの取材に対し、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は正確に測量されていない。今後、適当な時期に測量局員を派遣して実際に測量する」と語った。中国が公務員を尖閣に上陸させることを示唆する発言であり、習指導部の意向を反映しているとみていい。

 共産党古参幹部は「胡政権の10年間は国内矛盾の解決に力を入れたとの印象だが、習近平氏が総書記になってから、中国は外国との対抗ばかりに関心を向けている」と指摘する。その上で「政治力がなければ国内問題は解決できないから、当然かもしれない」と付け加えた。

 共産党指導部である政治局(25人)は、江沢民元国家主席と、胡錦濤前国家主席が率いる2つの派閥の勢力が拮抗(きっこう)し、習近平派といえる人物は多く見積もっても5人にすぎない。産経新聞が入手した新政府人事のリストでも、副首相や主要閣僚などの重要ポストの多くを胡派が押さえている。

 習氏は昨年11月の総書記就任後、民生改善や改革推進などで多くの目標を立てた。しかし、そのほとんどが実現されていないのも、こうした事情と無関係ではない。脆弱(ぜいじゃく)な党内支持基盤を補うため、習氏は「中華民族の偉大なる復興」など民族主義を訴えるスローガンを繰り返し、尖閣問題で強硬姿勢をアピールしている。主権を守ることを力強く主張すれば、「強いリーダー」として国民の支持が得られやすく、党内からも反対意見が出にくいためだ。

 習氏が今後、中国国内の問題で行き詰まったとき、国民の関心をそらそうとして、日本や東南アジア諸国に対し挑発行動に出る可能性は大いにある。


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