したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

4562チバQ:2013/02/25(月) 21:41:27
http://mainichi.jp/select/news/20130226k0000m030088000c.html
韓国新大統領:「父の影」一掃が課題
毎日新聞 2013年02月25日 21時11分

 【ソウル澤田克己】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領による25日の就任演説は、1960〜70年代に政権を握った父朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の影を強く感じさせるものだった。政権の人事や運営でも、野党を中心に「父親を連想させる」という批判が既に出始めている。経済成長の立役者であると同時に軍事政権の独裁者だった父の影を振り払えるかが、新大統領の課題となる。

 朴氏は演説で、朴正熙政権下での驚異的な経済成長を指す「漢江の奇跡」という言葉を4回使い、同時期に多用された「なせば成る」という表現も盛り込んだ。経済成長を再び成し遂げて、公約である福祉拡充を実現させようというのだ。

 だが、新政権の船出は順調とは言えない。87年の民主化以降、新政権発足に合わせた省庁再編が韓国では恒例となっているが、今回は初めて、法案成立のめどすら立っていないのだ。妥協を嫌う原則主義者である朴氏の強硬姿勢に、野党関係者の口からは「(軍事政権だった)30年前に逆戻りしかねない」という言葉まで飛び出している。

 省庁再編の争点は、放送行政の一部を放送通信委員会から新設される未来創造科学省に移管すること。放送委は与野党双方が推薦した委員の合議体のため、移管は野党の影響力低下につながる。野党は猛反発しているが、朴氏の姿勢は固い模様だ。最大野党・民主統合党の朴起春(パク・ギチュン)院内代表は24日、「朴氏の『独断政治』に大きな責任がある」と、朴氏を正面から批判した。

 閣僚人事も遅れており、現時点で任命手続きが終わった閣僚はゼロ。任命前手続きである国会聴聞会が終わるのは、早くて3月上旬だ。しかも、国防相に指名された金秉寛(キム・ビョングァン)元米韓連合軍副司令官(64)ら複数の閣僚候補者に、利権がらみの疑惑などが指摘されている。

 野党側は特に金氏を問題視するが、朴氏は22日、軍視察に金氏を同行した。「人事を強行する考えを示した」(韓国メディア)と受け取られており、民主統合党は「疑惑を無視しようとする独善的態度だ」と反発。与党議員も「閣僚人事を強行したら円滑な職務遂行が難しいのに」と懸念を語る。

 人事では、朴元大統領と因縁がある人物の起用も目立つ。許泰烈(ホ・テヨル)大統領秘書室長(67)は朴正熙政権末期の70年代後半に5年間、青瓦台(大統領府)に勤務。経済副首相兼企画財政相に指名された玄※錫(ヒョン・オソク)氏(62)も同時期に、経済開発5カ年計画の立案に携わった。(※は日ヘンに午)

 閣僚に指名された者には、朴元大統領が61年に起こしたクーデターに父親が参加したり、やはり父親が朴元大統領の顧問を務めたという人たちもいる。国防相に指名された金氏は、携帯電話のストラップに朴元大統領夫妻の顔写真を付けていたことが話題になった。

 韓国ギャラップ社が22日に発表した朴氏の支持率は44%。歴代大統領の就任前の支持率は7割以上が普通である上、大統領選での朴氏の得票率(52%)をも下回る数字は衝撃的だ。与党セヌリ党関係者は「心配している人が多いのは事実だ。人事では、国民の期待に沿えていない面がある。メディアも攻撃的なので支持率が落ちているようだ」と嘆く。

 ただ、朴氏本人がどう受け止めているかは微妙だ。韓国政治に詳しい小此木政夫・九州大特任教授は「朴元大統領は新聞から批判されたが、後に、経済成長を達成したと評価されるようになった。娘である朴新大統領も、退任後に評価されればいいと考え、批判を気にしていないとしても不思議ではない」と見ている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板