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大中華世界的話題

4477チバQ:2013/01/12(土) 00:10:32
http://mainichi.jp/select/news/20130111k0000m030083000c.html
中国:南方週末、改ざんに間接的抗議 最新号を発行
毎日新聞 2013年01月10日 20時52分(最終更新 01月10日 23時38分)


中国・上海の売店で発売された「南方週末」の最新号(手前)=2013年1月10日、AP
拡大写真 【上海・隅俊之】中国広東省の週刊紙「南方週末」の新年号の記事がメディアを管轄する同省共産党委員会宣伝部の※震(たく・しん)部長の介入で改ざんされたとされる問題で、同紙は10日、予定通り最新号を発行し、評論欄で「一方的に強大な権力で現状を変えれば必ず混乱をもたらす。絶対にしてはいけない」と改ざんに間接的に抗議した。ただ、最新号でも一部の記事の掲載が編集幹部の判断で見送られたという。共産党寄りの社説を転載するよう強要された北京紙「新京報」の記者にも強い反発が残っており、「報道の自由」をめぐる火種はくすぶっている。(※は席の巾が尺)

 南方週末は評論欄で、「(各地の宣伝部長は)独りよがりでかたくなな説教は断固として捨てるべきだ」とした7日付の中国共産党機関紙「人民日報」や、中国共産主義青年団の機関紙「中国青年報」などの記事を掲載。記事に添えた意見の中で「党によるメディア管理は原則だが、その方法は時代とともに進歩すべきだ」と指摘し、理性的で建設的にメディアを守らなければ「(改革を進める)チャンスを失う」と警告した。

 南方週末の関係者によると、広東省トップの胡春華(こ・しゅんか)党委書記の意向を受けて当局側から今後の検閲の緩和が示唆され、記者の大半は通常の仕事に戻った。しかし、最新号では今回の問題について読者に説明する記事の掲載が検討されたが、最終的に編集幹部の判断で見送られたという。この関係者は「改善を期待していた記者からは失望感が漏れている」と話した。

 中国の新聞社には党宣伝部の指導で記事を「自己審査」する部門があり、「内容によっては夜中に宣伝部が直接的に介入する」(中国紙記者)。南方週末では、※部長が昨年5月に着任して以降、省の宣伝部からの介入が増大。新年号の原稿も1日未明にいったん決着したが、その後、編集者や記者が休みに入っている間に、宣伝部の介入で記事が書き換えられたという。

 中国紙の記者は「共産党の意思が働く現状では一定の検閲ルールの中でやるしかない。だが、圧力が強まれば記者の反発も強まる。南方週末のケースも具体的に検閲がどこまで緩むか次第だろう」と話した。

 北京市共産党委員会宣伝部の介入に抗議して社長が辞意を表明した新京報も10日、通常通りに発行した。

 ◇南方週末◇

 広東省に拠点を置く「南方報業メディアグループ」傘下の週刊紙で、北京や上海など中国各地で販売されている。官僚汚職や不正の追及など独自の調査報道で発行部数を伸ばしてきた。公称約170万部。09年にオバマ大統領が訪中した際に単独インタビューした。同様に独自取材に定評がある南方都市報も同じメディアグループ。新京報も、もともとは南方日報報業グループが別の中国紙と共同でつくった新聞で、改革志向が強い紙面が人気を呼んでいる。


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