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大中華世界的話題

4286チバQ:2012/11/18(日) 05:06:55
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121113/mcb1211130503002-n1.htm
【ミャンマー開発の息吹】(下)南部回廊の拠点 ダウェイ特区 (1/3ページ)2012.11.13 05:00
 ミャンマーが外国投資の受け皿として整備を急ぐ主な経済特区(SEZ)は、北部のチャウピュ、ヤンゴン近郊のティラワ、南部ダウェイの3カ所だ。日本企業の関心が最も高いのがティラワだが、ミャンマー政府にとってはダウェイも重要。ダウェイはミャンマーからタイ、カンボジアを抜け、ベトナムにつながる「南部経済回廊」の西の起点で、2015年の東南アジア諸国連合(ASEAN)統合を前に開発を進めたい考えのようだ。

 ミャンマー最大都市ヤンゴンから南へ直線で約360キロ。ダウェイはインド洋の東、アンダマン海沿いに南下し、飛行機で1時間ほどのところにある。新政権発足に伴い「管区」から「地域」に呼称が変わったタニンダーリ地域の首都でもある。

 この1年、ヤンゴンやネピドーから多くの役人が移り住み、地域政府の建物や公務員宿舎の建設が進む。郊外には映画館が入った大型ショッピングセンターも予定されている。

 深海港を中心にしたダウェイSEZの開発現場は、ダウェイの中心部から四輪駆動車で山の中を2時間ほど走ったところにある。山を超えたところには、英国植民地時代からリゾートとして有名なマウンマガンビーチがあり、風光明媚(めいび)な場所だ。

 ◆深海港建設手つかず

 現地には、開発主体となるダウェイ開発会社(DDC)のビジターセンターとセミナールーム、事務所のほか、社員寮やゲスト用宿舎が並ぶ。ビジターセンターには、SEZの完成予想図や、開発に伴って引っ越しを余儀なくされた地元住民への住宅の提供や就職支援などの取り組みを説明するディスプレーが陳列されていた。

 DDCの広報担当者によると、同地区からタイ国境までの道路と、そこから先のタイ側の道路が完成すれば、バンコクまで約350キロ、車なら数時間で行けるようになる。来年早々には、タイとの国境部分の道路が開通する見通しだ。

 これまで視察に訪れたのは、タイを除けば、ほとんどが日本企業関係者で、残りはシンガポール企業が来た程度という。

 ダウェイSEZの目玉である深海港の建設や工場用地の整備は、まだ手つかずの状態。進んでいるのは、海岸からまっすぐにタイに向かう道路建設で、海岸の起点から1キロごとに表示が立てられている。

 ダウェイSEZ全体の開発予定面積は約205平方キロメートル。ティラワSEZの約10倍もの広さだが、当時の軍政が開発をタイのゼネコン、イタルタイ1社に丸投げしたため、資金難から工事が停滞していた。

 さらに、深海港の建設や火力発電所の設置などが環境破壊につながるとして、周辺の少数民族も巻き込んで反対運動が続いていた。それでも新政権で少数民族との和解交渉が順調に進み、火力発電所建設を中止するなど地元の意見を聞き入れる姿勢を示したことで、ようやく工事が進み出した。

 ◆日本の支援を期待

 実務にあたるダウェイSEZ管理委員会(仮称)のティン・マウン・スエ委員長は今後の段取りについて、「ミャンマー、タイ両政府の委員会が資金問題を含めて協議を始めた。両国政府が合意すれば、タイ政府やタイの銀行からの融資も実行される。それから、アジア開発銀行(ADB)や日本に協力支援を要請する。ダウェイは日本にとっても重要なところ。ぜひ支援を期待している」と話した。

 ただ、ダウェイ開発に限らず、ミャンマー側はとかく「人頼み」の姿勢が目立つ。新政権発足から1年半が経ち、各国の支援が本格化するのを前に、ミャンマー政府、そしてミャンマー国民自身が、何ができ、何をすべきかを真剣に考えるときが来ているのではないか。(ヤンゴン 宮野弘之)


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