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大中華世界的話題

4285チバQ:2012/11/18(日) 05:06:06
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121110/mcb1211100502000-n1.htm
【ミャンマー開発の息吹】(中)中古車輸入激増 思わぬ摩擦も (1/2ページ)2012.11.10 05:00

ヤンゴン市内の中古車ブローカー市場には日本車がずらり。現金取引で、保証などはなく、整備も自己責任だ【拡大】

 昨年秋に自動車の輸入、特に中古車輸入の規制が緩和されたことを受けて、ミャンマーでは爆発的な勢いで車が増えている。同時に値段は昨年の10分の1に大幅低下。5年落ちの日本製の小型中古車(排気量1300〜1500cc)なら日本からの輸送費や関税、輸入税、さらにライセンス料などすべて込みで、およそ120万円ほどで手に入る。そのなかで、最も多いのはトヨタ車だが、次いで多いのがホンダ車だ。なかでも人気なのがハイブリッド車「インサイト」の中古車で、ヤンゴン市内ではよく目にする。

 ◆「看板守ったのに」

 そこで、ヤンゴン国際空港からダウンタウンに向かうメーンストリート沿いでホンダの看板を掲げた整備工場に、話を聞きに行くと、思わぬ答えが返ってきた。

 「ホンダからは検査機も整備マニュアルも部品さえ送ってこない。せっかくこれまでホンダの看板を守ってきたが、もう限界だ」。そう話すのは、この工場を経営するユニ・アジア・モーターズのシャヒーク・ウル・ラーマン社長だ。

 ラーマン社長によると、同社は1994年11月にホンダの100%子会社であるホンダトレーディングと代理店契約を結んだが、その後、欧米による経済制裁が始まると、ホンダトレーディングは撤退。部品やマニュアルさえ一切、提供されなくなったという。タイ・ホンダにも接触したが取引を断られ、現在は台湾やシンガポールの業者を通じて、整備マニュアルや部品を手に入れて整備している状態だとも。

 「普通の車ならともかく、ハイブリッド車は機材やマニュアルなしでは整備は難しい。整備不良が原因で事故が起これば、ホンダのブランドが傷つくから一生懸命やってきた。なぜ、彼らは取引を拒むのだろうか」と、ラーマン社長は肩を落とした。

 こうしたラーマン社長の嘆きが届いたのか、ホンダ広報部によると、ホンダトレーディングとユニ・アジア・モーターズは7日、ヤンゴンで部品供給などについて協議を始めたという。

 ◆信頼厚いからこそ

 ホンダがミャンマー再進出を検討するようになったことで、やっと動いたようだが、ミャンマーでは日本企業に対する信頼が厚いだけに、対応を誤れば、逆に失望を招きかねないことを示した形といえる。

 それでも「日本の大手企業と組んでビジネスをさらに大きくしたい」と期待を語るのは、ヤンゴン市内で自動車整備工場や自動車ショールームなどを幅広く経営するミン・スエ氏(58)だ。運送業や不動産なども扱うミャンマー有数の実業家。最近、高年式の日本の中古車が大量に輸入されたこともあって、洗車需要も急増しているとか。

 ミャンマーでは自動車の登録料が高く、ナンバープレートを取ることが難しかったこともあり、ナンバープレートとシャーシを残して、エンジンやボディーなどをすべて新品に替えてしまうこともあったとか。

 それだけに「日本の整備士は車を一人で組み立てられないだろうが、われわれはできる。必要なのは新しい知識だけだ」と、胸を張る。

 ただ、ミン・スエ社長は最近輸入される日本の中古車が高年式でほとんどがオートマチック車なのに、ミャンマー人の多くがオートマの運転の仕方などを習っていないことを懸念する。旧政権下では、運転免許も金さえ出せば手に入れることができたため、交通法規も知らずに運転している人が多く、事故も絶えない。

 ミャンマー政府は今後、バスなど公共交通機関の整備を急ぎ、信号や横断歩道の整備などを進めるが、輸入中古車の急増に対応しきれないのが実情のようだ。(ヤンゴン 宮野弘之)


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