したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

4284チバQ:2012/11/18(日) 05:05:23
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121109/mcb1211090501003-n1.htm
【ミャンマー開発の息吹】(上)遅い日本の支援に いらだち (1/2ページ)2012.11.9 05:00
 ミャンマーの新外国投資法の成立・施行が決まり、2013年には最大都市ヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)の開発も始まる。欧米の経済制裁緩和で、諸外国の対ミャンマー投資が今後、本格化するとみられるが、特にミャンマー国民の期待が高いのが日本からの投資と支援だ。熱い期待に日本は応えることができるのか、ミャンマーの最新事情をリポートする。

 「日本の技術をもってすれば、20階建てのホテルぐらい、1年で建つでしょう。とにかく急いでもらいたい」

 テイン・セイン大統領の側近で、外国投資の受け入れ窓口である「ミャンマー投資委員会(MIC)」の委員長、ソー・テイン大統領府大臣は、ネピドーの大統領府を訪れた日本の企業関係者らを前に、冗談とは思えない勢いでまくし立てた。

 委員長は「とにかく、日本はやることが遅い。私はもう1000社の日本企業の幹部と会ったが、何も決まっていない」というが、ミャンマー側の言い分はどこでも同じだった。とにかく2015年の総選挙までに結果を見せてほしいと訴える。

 ◆中韓のスピード魅力

 期待が高いがゆえに、半年前にも「NATO(ノーアクション、トークオンリー)」と揶揄(やゆ)されていた日本だが、ミャンマーの人々にとって、日本の姿は今もあまり変わりがないようだ。日本は手続きと準備を大事にするが故に時間がかかるのだが、それが分かっていても、韓国や中国企業のスピードが魅力なのだ。

 10月21日、最大都市ヤンゴンの近郊、ティラワにあるティラワ国際港(MITT)事務所で開かれた日本貿易振興機構(ジェトロ)主催のティラワSEZ見学会の席でのこと。日本企業の参加者から電力供給について聞かれたミャンマー側の担当者は「ご安心ください。(ヤンゴンの)タカタ地区に韓国政府が作る火力発電所から送られてきます」と平然と答えた。

 慌てた経産省の担当者が「日本がティラワSEZに発電所を建設します。タカタは計画だけです」と、釈明に追われる場面があった。

 タカタ地区にはもともと日本が建設したガス発電所があるが、老朽化に伴い増設を計画中。ところが、日本が調査を進めていた最中に、その隣接地に韓国が新たな発電所を建設することでミャンマー側と合意、記者会見で発表したのだ。

 日本の政府開発援助(ODA)関係者によると「韓国は燃料となる天然ガスの調達先も値段も決まっておらず、売り先も決まっていない状況。こうした段階で、計画発表などあり得ない」という。

 しかし、ミャンマー政府のある幹部は「いい加減な話だとは思っても、1日でも早く国民に成果を見せたい以上、仕方がない。最終的に、日本がそれより早く完成させればいい」と真顔で話す。

 ◆NATOから4Lへ

 ミャンマーの人の目に、今の日本の姿はどう映っているのか。「まだ、日本はNATOなのか」と改めて聞いてみた。すると「違う。4Lといわれている」との回答があった。つまり、Look(見て)、Listen(聞いて)、Learn(学んで)、そしてLeave(去る)の4Lだというのだ。

 一方、日本側にすれば、手続きに時間がかかるのはミャンマーの官僚組織や政府部内の調整不足も原因だとの思いは強い。迅速な支援実施には、こうした双方の認識の違いを改めてすり合わせる必要がありそうだ。(ヤンゴン 宮野弘之)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板