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大中華世界的話題

4248チバQ:2012/11/14(水) 22:29:43
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121114/mcb1211141431028-n1.htm
【中国共産党大会】前途多難な習指導部 「新長老」影響力を堅持?2012.11.14 14:30

 【北京=川越一】第18回共産党大会の閉幕宣言で、10年間にわたった胡錦濤指導部体制は幕引きとなる。15日に開かれる第1回党中央委員会総会(1中総会)を経て、習近平国家副主席を中心とする新指導部が正式に発足するが、その前途は多難だ。今後、「長老」の影響力が完全に排除されるかどうかの審判を下すのは時期尚早といえる。

 胡錦濤総書記(国家主席)が提唱してきた「科学的発展観」は、今大会の党規約改正でその位置づけが格上げされる。「科学的発展観」とは、経済成長一辺倒の政策を見直し、協調的で持続可能な発展を重視するものだが、この10年の変化をみる限り、その理想は実現に近づくどころか、逆に社会矛盾が深刻になっている。

 中国の国内総生産(GDP)は日本を抜き世界第2位に躍進。世界第2位の経済大国に成長した。軍事、外交も含めた国力も大幅に増強、国際社会における影響力は格段に高まった。しかし、国内には貧富の格差や農村と都市の格差がさらに広がり、幹部の腐敗も悪化の一途をたどった。急速に広がったインターネット網を通じ、国民は不満の声を上げるようになり、デモという抗議行動に訴えるようになった。

 なぜ、胡錦濤氏と温家宝首相が掲げた理想は実現できなかったのか。結局は、既得権益を守りたい幹部、特に長老の障害があったことは想像に難くない。それぞれの派閥の思惑に縛られた9人の政治局常務委員がまとまることも難しかった。社会の安定、すなわち共産党一党独裁体制の堅持が優先されることになった。

 長老に振り回された胡氏もまた、長老になる。権力を手放せば、どんな火の粉が降りかかるかわからない。それが中国共産党の権力闘争だ。15日に選出される新たな常務委員の多くは、5年後の党大会で“定年”に達する。5年後、10年後を見据えて布石を打ってきた胡氏が「隠居」すると見る向きは少ない。


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