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大中華世界的話題

424杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/12/09(土) 22:44:59
結局それぞれの根城は守り切ったてことなんスよね?第三勢力(?)の宋楚瑜が引退で、これは愈々膠着状態てなるのか???

台北は国民党、高雄は民進党が死守 台湾で2市長選
2006年12月09日22時01分

 台湾の2大都市、台北、高雄両市長選が9日投開票され、台北市は国民党、高雄市は民進党がそれぞれ現有ポストを守った。中央の政権党・民進党は陳水扁(チェン・ショイピエン)総統のスキャンダルによる逆風をかろうじてしのいだが、08年春の総統選に向けた党内の駆け引きが活発になりそうだ。追い風を生かし切れなかった最大野党・国民党内には馬英九(マー・インチウ)主席(現台北市長)の指導力を疑問視する声が出ており、台湾政治は一挙に波乱含みとなる。

 馬氏の後継市長を選ぶ台北では、国民党の郝龍斌(ハオ・ロンピン)・元環境保護署長が民進党の謝長廷(シエ・チャンティン)前行政院長(首相)らを破った。郝氏は当選後、「クリーンな国民党を証明できた」と語った。陳総統夫人が11月初めに公費流用で起訴されたことを受け「反腐敗」キャンペーンを活発に展開、民進党批判票をまとめた。中央通信によれば、第2野党・親民党主席を務める宋楚瑜(ソン・チューユイ)氏は敗北声明で政界引退を表明した。

 高雄では女性候補の陳菊・元労工委員会主任委員(労相)が国民党の黄俊英・元副市長を得票率でわずか0.1ポイント差という大接戦で下し、98年以来の民進党の市長ポストを死守した。

 最終盤では陳総統ら党幹部が高雄に入り「台湾出身の民進党政権を守ろう」と訴えた。こうした訴えが「台湾は台湾人のもの」という台湾意識の強い高雄で功を奏したとみられる。黄氏にとっては、台北市長に与えられた特別費の処理で馬主席が検察に事情聴取されたことも響いた。

 「痛み分け」に終わった両党だが、党内事情は混迷しそうだ。民進党では、次期総統選に向けた候補者選びが来年初めから本格化する。今回、国民党が強い台北で出馬して前回市長選の民進党票(約49万票)を上回った謝氏は、有利な位置を占めた。9日夜の敗北声明で、「今後は台湾全体のために頑張る」と総統選への意欲を語った。

 これに謝氏のライバルである蘇貞昌(スー・チェンチャン)行政院長らがどう応じるかが当面の焦点だ。民進党内では、将来の中台統一を志向する国民党とは一線を画しながらも、「中台直航の推進」など対中政策を積極化させるべきだという「党改革」論議を求める声が増えている。政策論議や総統候補選定が党分裂の引き金となりかねないとみる党幹部もいる。

 一方、有利な状況を十分に生かせなかった国民党の馬主席も党内基盤固めに失敗した形だ。党内には親中色の強い馬氏に距離を置く勢力もある。今回の投票率は台北で約64%(前回比7ポイント減)、高雄は約67%(同3ポイント減)。投票率減少は「民進党にも国民党にも不満な有権者」の棄権の結果とみられ、こうした層を狙う新政党を党派を超えて結成する動きが現実味を帯びそうだ。


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