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大中華世界的話題

4210チバQ:2012/11/08(木) 23:16:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121108-00000026-mai-cn
<中国共産党大会>格差是正先送り 胡主席、功績を強調
毎日新聞 11月8日(木)12時13分配信


 【北京・成沢健一】10年ぶりに中国共産党が世代交代する第18回党大会は、貧富の格差や官僚の腐敗に対する庶民の不満が高まる中で迎えた。胡錦濤(こ・きんとう)総書記(69)=国家主席=は8日に発表した政治報告の中で「中華民族の復興」に果たした党の功績を強調したが、政治体制改革や所得の再分配などの具体策は次期指導部に先送りする形となった。

胡錦濤指導部が発足した02年秋以降、中国は急速な経済成長を維持し、10年には国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界第2位の経済大国となった。08年の北京五輪や10年の上海万博といった国際的なイベントを開催し、金融危機からもいち早く脱却するなどして世界での存在感を飛躍的に高めた。

 一方で、公共事業を中心とした経済政策は利権構造を生み、既得権益層を肥大化させた。年間10万人以上が党規違反で処分されているが、汚職の根本的な解決に不可欠な政治体制改革を求める声は「安定優先」の名目で封じ込まれているのが現状だ。開発に伴う環境悪化や土地の強制収用に対する住民の抗議行動も全国で後を絶たない。

 6日付の中国紙「中国青年報」が伝えた世論調査結果によると、中国で今後10年の発展を妨げる要因として75.4%の人が「貧富の格差」を挙げた。胡氏が提唱してきた「和諧(調和)社会」が実体を伴っていないことを改めて示したものといえる。

 党大会を機に総書記ポストは習近平(しゅう・きんぺい)国家副主席(59)に引き継がれることが確実視され、次期指導部も胡氏が強調する指導理念「科学的発展観」を基調とした持続可能でバランスの取れた成長を追求することは確実だ。

 しかし、経済の発展や世界での地位向上で党の求心力を高めてきた時代が終わり、今後は社会矛盾をいかに解消するかが問われている。貧しくとも平等だった毛沢東時代を懐かしむ風潮が広がるなか、保守派の影響力が強まっていることも改革を妨げる要因となる可能性があり、次期指導部は重い課題と向き合うことになりそうだ。


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