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大中華世界的話題

4103チバQ:2012/10/14(日) 17:19:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121014/kor12101400270001-n1.htm
破られた金総書記の“遺訓” 正恩政権の正男氏排除、再び骨肉の争い 
2012.10.14 00:22 (1/3ページ)
 金(キム)正(ジョン)日(イル)総書記の長男、金正男氏は日韓の一部メディアに北朝鮮の改革開放の必要性を公言し、中国でも好感を持たれてきた。金正恩政権にとり中国などと通じる目障りな存在といえたが、金総書記が正男氏一家の援助を命じていたともされる。正男氏排除の動きは金総書記が案じたという骨肉の争いの再現とともに、金総書記の“遺訓”が破られたことを意味している。

 「3代世襲には反対だ」「弟(金正恩第1書記)が必要なら支援する用意がある」。金正男氏はこれまで北京やマカオで日韓のメディアの前に現れては、歯に衣(きぬ)着せぬような言葉を口にしてきた。

 1月には、日本人記者とのメールのやり取りやインタビューをまとめた本が出版されたが、その中で、北朝鮮の将来について「改革開放を進める中国式のやり方しかない」と強調した。“庇(ひ)護(ご)者”中国を意識したかのような口ぶりだ。

 中国では実際、親しみを込めて「太っちょ兄さん」と呼ばれ、中国共産党幹部子弟グループの太子党を中心に支持者も多いという。

 李英浩前朝鮮人民軍総参謀長の更迭では「正男氏との内通」が理由にあがるが、RENK代表の李(リ)英(ヨン)和(ファ)関西大教授は「正恩政権が、正男氏支援イコール正男氏の背後にある中国などとの内通とみなした可能性がある」と指摘する。

 正男氏への実力行使は金第1書記の後継者内定直後から現れ始めたもようだ。2009年4月、正男氏の側近らが集まった平壌の別荘が襲撃される「ウアム閣事件」が発生。韓国で起訴された工作員が襲撃指示を受けたのは10年7月だ。

 それでも正男氏に危害が加えられなかったのは「中国で殺害すれば国際問題になる」(工作員の供述)との判断とともに、金総書記がそれを許さなかったためといわれる。

 金総書記はかつて異母弟の金平日氏や叔父の金英(ヨン)柱(ジュ)氏と権力の座を争い、息子らが同様な骨肉の争いをすることを最も嫌ったとされる。後継者を論じることさえ禁じられた。

 正男氏は01年に日本に不法入国し拘束され、後継候補からも外れたといわれるが、息子ハンソル氏(17)ら孫の存在もあり、金総書記が各機関に送金など援助を命じたようだ。李英浩氏が援助を続けていたとしても「遺訓」を遂行していたにすぎない。

 さらには、最大の後ろ盾として叔母の金敬姫氏と張成沢氏夫妻の存在があった。正男氏は幼少時に張夫妻が面倒を見たこともあり、中朝関係筋によると、敬姫氏は金第1書記の後継者内定間際まで正男氏を擁護し、金総書記の死後も互いに連絡を取り合っていたという。

 張氏が正男氏の排除を認めたとすれば、金正恩政権が死守するとしてきた“遺訓”の一つがなし崩しにされたことになる。中国側の保護で身に危険が及ばなくとも、正男氏は北朝鮮内部での後ろ盾を失い、事実上、中国への「亡命」状態に置かれていることにもなる。(桜井紀雄)


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