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大中華世界的話題

4093チバQ:2012/10/12(金) 23:06:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121012/chn12101211150001-n1.htm
【ノーベル文学賞】
愛国主義、政治利用の可能性 「初の快挙」沸く中国 
2012.10.12 11:14 (1/2ページ)[ノーベル賞]

莫言氏のノーベル文学賞受賞決定を大きく報じる12日付の中国各紙(共同)
 中国の代表的作家、莫言氏が今年のノーベル文学賞に選ばれ、中国国内は「中国人」による初の快挙だとして沸いている。沖縄県・尖閣諸島をめぐり日中関係が悪化する中、有力候補とされていた村上春樹氏を抑えての受賞だけに、今後、当局が「民族主義」「愛国主義」の高揚に莫氏を政治利用することが危惧される。

 中国とノーベル賞の歴史をひもとくと、1989年にはチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世、2010年には民主活動家、劉暁波氏(国家政権転覆扇動罪で服役中)が平和賞を、00年にはフランスに亡命した高行健氏が文学賞を受賞している。しかし、「反体制派」による受賞が中国国内で大きく宣伝され、たたえられることはなかった。

 高氏の受賞を当時の最高指導者、江沢民氏は「賞の名声を自ら傷つけた反中的出来事だ」と批判。莫氏が現在、副主席を務める中国作家協会も「政治的な基準による授与だ」とのコメントを発表した。

 中国共産党政権は昨年来、「国家文化のソフトパワー」を増強するためのガイドラインを採択。文化振興による国際競争力、影響力の強化に力を入れている。中国文壇の重鎮である莫氏の文学賞受賞は当局にとっても、党の指導の正しさをアピールする格好の宣伝材料といえる。

 ただ、現実と幻想の世界が融合するマジックリアリズム表現を駆使したその著作には「中国の恥部をさらけ出した」との批判もある。「酒国」(1992年)では地方政府幹部の汚職を批判、「蛙鳴」では「一人っ子政策」の問題点を突いた。代表作「赤い高粱」や、性的描写などを理由に一時発禁処分になった「豊乳肥臀」では人間性あふれる日本人を描いて批判された。

 2006年、福岡アジア文化賞大賞を受賞した莫氏は、日中関係について曲折を予想しながら、「一人前の大人は理性で自己を制御し、衝突を避けるべきだ」と述べている。

 ノーベル賞の政治性を批判してきた中国当局が、今後政治的判断で莫氏の思想や日本観を歪曲(わいきょく)することがないか懸念される。(川越一)


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