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大中華世界的話題

4014チバQ:2012/09/18(火) 22:17:15
■循環出資の撤廃を力説


 安氏はどうか。7月に発売された同氏の著作「安哲秀の考え」では財閥に厳しい姿勢を披露している。「不当な内部取引、不公正な相続、中小企業の技術や人材を奪うことを防ぐ」としたうえで、循環出資についても「猶予期間を置いて断固、撤廃」と力説している。

 循環出資の禁止や出資総額制限の復活は経営構造の根幹に関わる。「韓国に必要なのは規制緩和などを通じた構造改革だ。強引に中小企業を保護しようとしてもうまくいくはずがない」。ある財閥企業幹部は、急進的な改革案に憤る。朴氏への期待が高まる理由だが、だからといって「朴氏待望論」一色かというと、そう単純でもない。

 朴氏は頑固な性格で知られ「公約実行」に強いこだわりを見せる。現政権が、首都ソウルから中西部の世宗(セジョン)市に中央省庁の多くを移転する計画を「行政運営の効率が下がる」と事実上、中止しようとした際も「国民との約束が重要だ」と反対論を展開。中止計画を撤回に追い込むのに一役買った。

 一方の野党。2003年に就任した革新系の盧前大統領は選挙戦で財閥改革を訴えたが、就任後は自由貿易協定(FTA)推進など財閥主導の経済運営を受け入れた。今回の大統領選でも「選挙で過激なことを言っても、実際に政権を担えばすぐ、現実に気づく」との声がくすぶる。

 経済政策に土地勘の乏しい野党なら、うまく取り込むこともできるというわけだ。しかし、朴氏はどうか。大手財閥に近い経済人は「朴氏はやると言ったら必ずやるだろう。我々にとってはむしろ大変かもしれない」と指摘する。

 世論が財閥を見る目は厳しい。ある財閥企業の副社長は「与野党どちらが勝っても、財閥は血を流すことになる。でないと世間が許さない」とあきらめ顔だ。それが致命傷になるか軽傷にとどまるか、誰が大統領なら「回復」が早いか。巨大財閥も、こればかりはまだ、見通せない。


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