したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

3997チバQ:2012/09/17(月) 21:20:46
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0917&f=politics_0917_008.shtml
第5期立法会議員選挙:変わる政治勢力図=香港ポスト
【政治ニュース】 2012/09/17(月) 10:06


  第5期立法会議員選挙が9月9日に行われた。議席数の拡大や区議会議員から直接選挙で選出する枠が新たに設けられたなどで選挙戦は激化、地区別の直接選挙枠では過去最高の約183万人が投票、投票率は約53%の高水準に達した。計70議席のうち親政府派が43議席、民主派が27議席を獲得。民主派は3分の1以上を確保し重要議案の否決権を維持した。国民教育問題を争点化したものの、民主派の得票率は返還後で最低。投票率が高まれば民主派に有利、直接選挙枠で民主派対親政府派の得票は6対4という定説が崩れた。一方、親政府派の勝利とはいえ政府の懸念は消えない。穏健派の民主党が大敗して民主派の主導的地位を失い、急進派の躍進で議事妨害などが激しくなり、施政は困難を増すと予想される。     
             
民主派有利の黄金則崩れる
  次期立法会では2016年に行われる立法会選や普通選挙が可能となる17年の行政長官選に向けた政治体制改革を議論する。民主派は3分の1に当たる24議席以上を確保しなければ政治体制改革の交渉カードを失うため、この選挙への危機意識は強かった。

  香港大学民意研究計画が8月6日に発表した世論調査では、地区別直接選挙枠では新たに増える5議席はすべて親政府派が獲得、各業界などで選出する職能別選挙枠に設けられた区議会議員から直接選挙で選出する5議席(区議会第2枠)でも親政府派が3議席獲得する見込みとなり、民主派の危機感はさらに高まった。

  このため民主派は梁振英・行政長官に対する市民の不満を刺激するほか、小学校で9月から導入される道徳・国民教育科を選挙の争点にした。数万人を集めた7月末のデモ行進に続き、中高生グループの学民思潮は国民教育の撤回を求めて8月30日から特区政府本庁舎前で座り込みを開始。新学期が始まった9月3日には主催者発表で8000人、警察発表で6500人が集まり、返還後最大の学生運動となった。主催者は夜7時までに政府から撤回の回答が得られなかったとして、授業ボイコットや無期限にハンストと座り込みを行うと宣言。ハンスト参加者は十数人に上り、病院に運ばれる者も現れた。投票日を目前にした7日夜には12万人、警察発表では夜9時半時点で3万6000人が集まった。

  この効果により香港大学民意研究計画の調査で民主派の支持率が上昇。今度は親政府派に危機感が高まった。梁長官は投票日前日の8日、道徳・国民教育科の政策変更を発表。導入するかどうかは各学校自ら決定できることとし、3年以内に導入する必要はなくなった。学民思潮はこの発表を受け、座り込みとハンストの終了を宣言した。

  梁長官はほかに8月30日に計10項目にわたる住宅・土地供給政策を発表、9月6日に香港市民に限定販売する住宅の政策内容を発表、7日に深セン市の非戸籍住民に対する香港旅行の数次ビザ発給が凍結となったことを発表するなど、市民の不満解消に向けて矢継ぎ早に対策を打った。

  投票率は08年の前回を7.8ポイント上回り、民主派の勝利かと思われた。だが、ふたを開けてみると地区別直接選挙枠(35議席)では民主派18議席(1議席減少)、親政府派17議席(6議席増加)となり、5地区のうち3地区で初めて親政府派の議席が民主派を上回った。注目された区議会第2枠は民主派3議席、親政府派2議席だった。全体では民主派が4議席増加、親政府派が6議席増加。親政府派の民主建港協進連盟(民建連)が13議席(3議席増加)を獲得し引き続き第1党となった。議席数が逆転した地区でも得票数は民主派が多いことから、親政府派の協調による票配分が功を奏したもようだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板