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大中華世界的話題

3887チバQ:2012/08/24(金) 21:37:54
http://mainichi.jp/opinion/news/20120824ddm003010084000c.html
クローズアップ2012:竹島問題(その1) 日韓応酬、想定外の激化
毎日新聞 2012年08月24日 東京朝刊

 ◇日本側「冷静」理解されず
 韓国の李明博(イミョンバク)大統領の竹島上陸に端を発した日韓両政府の応酬は23日、野田佳彦首相が大統領宛てに送った親書を韓国側が突き返し、日本側が受け取りを拒否するという外交上、前代未聞の事態に至った。韓国側が植民地支配の歴史の象徴ととらえる竹島の紛争地域化を阻止しようと強硬姿勢を取るのに対し、日本側は領土問題の枠内で対応しようと努めているが、国内世論も意識して対峙(たいじ)せざるを得なくなっている。事態悪化に歯止めはかからず、先行きは見通せない。

 「我々はクールに対応しようと思っているが、先方がクールさをあまりにも見失っている」。野田首相は23日午後の衆院予算委員会で、韓国政府が親書の返送を決めたことに強い不快感を表明した。

 親書の返送は、日本政府にとっては想定外の事態で、22日に一報を聞いた外務省高官は「信じられない」と絶句。外務省幹部は23日午前まで「本当に送り返してくるのか」といぶかっていた。

 李大統領の竹島上陸以降、日本政府は竹島の領有権問題を国際司法裁判所(ICJ)に提訴する方針を決定したが、首相は21日の関係閣僚会合で「未来志向という目標を見失わないように」と韓国側の出方を見極めながら対抗措置を取るよう指示。当面の対抗措置として日韓のハイレベル協議の延期を打ち出した程度で、追加的な対抗措置のメニューを議論したことも伏せた。

 一方、毅然(きぜん)とした態度を示すため「言葉」でのけん制は続けた。枝野幸男経済産業相は17日の記者会見で「(韓国側の行動は)通商関係に影響を及ぼさないはずはない」と非難。安住淳財務相は23日の衆院予算委員会で、日韓通貨交換(スワップ)協定の拡大措置を、期限切れの10月以降も延長するかどうかについて「白紙」と述べた。昨年10月に韓国側の要請で実現したスワップ協定の拡大措置が日本側の提案だったとする韓国内の報道について、正式に抗議したことも明らかにした。

 玄葉光一郎外相も22日の参院決算委員会で、竹島が実効支配されている状況について、韓国側への配慮から民主党政権で封印してきた「不法占拠」との言葉を使った。

 玄葉氏の「不法占拠」発言について、外務省高官は「領土問題には領土問題という手段の一つ」と踏み越えた発言ではないと解説。枝野氏や安住氏の発言も、実際に経済的な対抗措置などに出たわけではなく、日本政府としてはあくまで「冷静に対応している」(外務省幹部)との立場だ。

 しかし、日本政府のこうした対応にも韓国側は強く反発している。外務省高官は「日本側の意図が全然理解されていない」と困惑。山口壮副外相は23日夕の記者会見で「冷静に対応することで外交チャンネル(窓口)が作動することを確保したい」と強調したが、言葉とは裏腹の方向に転がっている。【横田愛】


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