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大中華世界的話題

3764チバQ:2012/07/23(月) 21:16:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120723-00000019-mai-cn
<中国高速鉄道事故>発生1年 記憶消し去ろうとする政府
毎日新聞 7月23日(月)10時10分配信

温州南駅近くの操車場に置かれたままの事故車両。門の手前では私服警官らが警戒に当たっていた=中国浙江省温州市で2012年7月22日、成沢健一撮影

 【温州(中国浙江省)成沢健一】40人が死亡した中国浙江省温州市の高速鉄道事故は23日で発生から丸1年。車両が一時埋められた現場は雑草に覆われ、事故直後に遺族らが献花した高架下には泥の山ができていた。慰霊碑も献花台もなく、監視カメラが周囲を威圧する様子は、政府に批判的な動きを封じ込め、事故の記憶を消し去ろうとする当局の姿勢をうかがわせた。

【あの事故から1年】写真特集:中国高速鉄道事故(2011年7月23日)

 事故直後に政府に批判的な詩が書かれていた高架の柱には、ペンキで塗り消した跡だけが残る。その下に花束を入れたかごが泥の山に交じって転がっており、多数の命がここで失われたことをかすかに伝えている。近所の男性によると、「現場を訪れる人の姿を見かけることはまずない」というが、最近になって複数の監視カメラが設置された。発生から1年に合わせた遺族の活動やメディアの取材を当局が警戒しているようだ。

 事故車両は温州南駅に近い操車場に置かれたままだった。追突された側の車両は黄色っぽく汚れ、連結部分が激しく損傷している。フェンス越しに望遠レンズで撮影すると、門の近くに設置されたテントの中にいた私服警官に制止された。

 市中心部に近い貨物駅構内でも、緑色のシートがかぶせられた別の事故車両の周囲で警察官が警戒していた。近くの運送会社の作業員は「(車両は)事故直後からずっと同じ状態。数日前から警察官が配置されたことが変わったことぐらい」と話した。

 中国政府は昨年12月、列車制御システムの設計ミスが事故の原因と発表し、54人の処分を決めた。だが、放置された車両からは原因究明に際して検証を徹底した形跡は見えず、幕引きを急いだ印象はぬぐえない。事故1年を前に急に事故車両への警備を強化した背景には、こうした視点でのメディアの取材を規制している可能性もありそうだ。

 温州市では事故1年に合わせた追悼行事の予定もなく、地元メディアもこの問題を報じていない。地元紙記者は「事故1年に関する記事を出すなと当局に言われたようだ。上司からは何も言うなと指示されている」と声を潜めた。また、関係者によると、ある中国紙が事故車両の乗客に取材し、事故から1年となるのを前に紙面化しようとしたが、察知した当局から圧力がかかり、掲載できなかったという。

 一方、中国政府が再び高速鉄道の建設を加速させる方針を示すなか、事故直後に噴出した安全性に対する国民の懸念が薄らぎつつあるのも事実だ。22日夜、日本の新幹線技術が導入されたCRH2型「和諧号」の先頭車両に乗車して事故現場を通過した。同様の事故が起きればまず助からない座席位置だが、車内はほぼ満席の状態だ。不動産関連の仕事で温州に出張で来たという瀋亮さん(37)は「列車の移動は楽だし、怖がっていたらどんな乗り物にも乗れない。事故に遭ったら運が悪かったと思うしかない」と苦笑いした。


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