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大中華世界的話題

3752チバQ:2012/07/22(日) 12:22:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120721/chn12072121010006-n1.htm
【高速鉄道事故1年】
中国高速鉄道事故ルポ、あす1年、放置された車両、いえぬ遺族の苦しみ
2012.7.21 21:00 (1/2ページ)

上海鉄道局の管轄下にある温州南駅に近い操車場に放置されたままの追突事故車両の一部がフェンス越しにみえる。警備員や公安関係者が厳重な警戒をしている。追突の衝撃が残る残骸も場内にあるという(河崎真澄撮影)
 【温州=河崎真澄】 死者40人、負傷者約200人(中国政府発表)を出した中国浙江省温州での高速鉄道追突事故から、23日で1年となる。事故直後は、負傷者の救出や原因究明をめぐり当局批判を強めた地元メディアだったが、今年に入って報道は激減。遺族らも含め関係者の“口封じ”が行われた気配が濃厚だ。事故車両の一部は温州市内の操車場に放置されたまま。どこまで真剣に調査したのか、疑念は今も深まるばかりだ。


隠蔽疑念、今も


 「何を撮影している。おまえはどこの組織所属だ。立ち去れ」。追突事故現場に近い温州南駅の操車場で20日、残された事故車両を撮影しようとフェンスの外から望遠レンズを向けると、警察官が腰の銃に手をかけて威圧した。

 客車の連結部分が破損している薄汚れた車両が見えた。日欧の技術をベースに中国が「独自開発」したと主張するCRH2型の「和諧号」だ。シートカバーの隙間(すきま)から落下車両の一部とみられる破損した白い塗装の金属片も目に入った。

 中国政府は昨年12月28日、列車制御装置の設計上の欠陥に、落雷で急停止した車両への運行指示が不適切だったと「人災」を認める調査報告をまとめ、前鉄道相ら54人を処分。だが事故直後に車両を土中に埋めるなど、原因究明への真摯(しんし)な姿勢はみられず、隠蔽(いんぺい)の疑念はいまもくすぶる。


続く無言の圧力


 事故から約20時間後、救出活動が打ち切られた後の翌日夕になって、落下した車両から奇跡的に救出された当時2歳の女児、項●伊ちゃん。同乗していた父母は死亡した。上海で治療を受け、今は祖父母と暮らしている。

 温州に住む●伊ちゃんの叔父、項余遇氏(29)は産経新聞の取材に対し、「●伊は足に少し障害が残る恐れがある。ふさぎ込むことが多い」と最近の様子を話した。両親の死を、どこまで理解できているかは「分からない」という。遺族や負傷者への当局の対応については「何も言わなくても皆、知っているはず」と言葉を濁し、癒えない苦しみを吐露した。

 事故1年の追悼行事が行われるかなどは、21日までに公表されておらず、事故直後は激しく抗議した遺族の活動も目立っていない。地元紙記者は「記者も遺族も事故に触れてはならないとの無言の圧力が続いている」と明かした。


不安抱かぬ乗客


 記者(河崎)は19日、事故現場を夜に通過する高速鉄道に乗車した。事故後、最高時速は約250キロから約200キロに抑えられ、車内の速度表示は199キロを超えなかった。

 乗り合わせた20代の男性客は「事故から1年もたつ。もう問題ない」と話し、カップ麺をすすった。30代の女性客室乗務員は「街を歩いていても事故にあうでしょ」と言う。

 ほぼ満席の車内では、不安感のかけらも感じられなかった。報道機関や遺族の動きを規制し、事故の責任追及もあいまいに葬り去った当局の作戦は成功したかのようだ。


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