したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

3635チバQ:2012/06/27(水) 22:30:35
http://www.cnn.co.jp/world/30004573.html
電気は全て水力発電、開発と環境を両立 ブータン
2011.11.15 Tue posted at: 11:00 JST
チュカ(CNN) ヒマラヤ山脈の東に位置するブータン王国は、世界最高峰の山々に囲まれており、全土に渓谷が連なる。1970年代に至るまで外国人観光客は入国出来ず、テレビ放送が開始されたのは1999年のことだった。

ブータンは環境保護を重んじており、同国が国内総生産(GDP)よりも重視する「国民総幸福(GNH)」の指標にも環境保護が取り入れられている。こうした価値観は節度ある開発と両立している。そんなブータンが熱い視線を送っている資源が、同国に豊富にある水だ。

近代化を進めるブータンでは恵まれた地形と豊かな水資源を活用して水力発電がさかんに行われている。「川が水力発電に適した形で流れているため大規模な発電が可能で、(得られる電力は)クリーンエネルギーでもある」とブータン初の水力発電所があるチュカの電力企業DGPCLで主任エンジニアを務めるテンジンさんは語る。河川を「流れる黄金」と呼んだ人もいるという。テンジンさんによると同国は2020年以降新たに15の水力発電所をつくる計画で、すでに3基が着工済みだ。

国内の電力需要はすべて水力発電でまかなわれている。また、電力は主要な輸出産業でもある。同国のティンレイ首相によるとGDPの60%以上を電力輸出が占めており、主な輸出先は隣国インドだ。

ティンレイ首相は「ブータンの国土は生態系的に他の影響を受けやすい、ヒマラヤの脆弱(ぜいじゃく)な地形環境に位置している。水力発電の推進に関しても、生態系に配慮した方法だから採用するという側面が大きい」と語る。

ブータンの電力インフラ普及率は現在80%で、2013年までに全土に電力を供給する目標が掲げられている。

電気の普及で人々の暮らしは変わった。農業を営むザンモさんは「電気がなかった頃はいろいろ大変だった。何をするにも薪に頼っていた」と語る。以前は収穫したコメの脱穀は何日もかけて家族で行っていたが、今では電動の脱穀機で効率化でき、収入が増加したという。

ザンモさんは、電気がどうやって作られているかは知らないが、電気には感謝していると語る。実際、水力発電の恩恵を受けているブータン国民の多くは、河川を流れる水が自宅や職場の明かりを生み出すことを知らない。

川を流れる水から電気が作られていることを説明すると、ザンモさんは「水から電気を作れるなんて知らなかった。信じられない」と目を見開いた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板