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大中華世界的話題

3609チバQ:2012/06/19(火) 21:43:49
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120619-OYT1T00317.htm
中国活動家「変死」が波紋…天安門で投獄の李氏

中国の民主活動家の写真を掲げ、死因の究明を求めて行進するデモ参加者(10日、香港で)=AP 中国湖南省邵陽(しょうよう)で今月6日に死亡した一人の民主活動家の死が波紋を広げている。

 7月1日に中国への返還15周年を迎える香港では、「自殺」と発表した中国当局に対し、民主派だけでなく、曽蔭権行政長官や親中派の有力者も真相究明を求める異例の展開になっている。

 入院先の邵陽の病院で亡くなったのは、1989年の天安門事件に際し、民主化デモを組織するなどして計20年以上投獄された李旺陽氏(61)。包帯のようなものを窓枠にかけて首をつった状態で発見され、駆けつけた妹らには「自殺」と説明された。

 だが、遺体と対面した親友の朱承志氏らは説明を信じていない。「(李氏の)両足が床につくなど不自然な点があった」(朱氏)ことに加え、李氏が4日の天安門事件23年の直前、香港メディアを通じ、「事件の再評価」を求めたばかりだったからだ。「李氏は獄中で失明し、聴覚も失ったが、非転向を貫いた本物の活動家だ」と朱氏は話す。

 当局は11日、「親族の求めで火葬した」と、香港メディアに説明。だが、当の親族の妹夫婦は外部との連絡が途絶えたままだ。関係者は李氏の死に当局の関与を強く疑っている。

 中国の活動家では、先月、米国に出国した盲目の人権活動家、陳光誠氏(40)が注目を浴びたが、今回は中国国内に報道規制が敷かれ、国内メディアは李氏の死を一切報じていない。

(2012年6月19日10時26分 読売新聞)


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