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大中華世界的話題

3555チバQ:2012/06/02(土) 18:56:16
 ちなみに崔氏は元々は党官僚。それがいきなり党の最高職位、軍の監視組織のトップに座った。後見役の最有力とされた金敬姫氏の夫、張成沢氏をいきなり飛び越えた。

 崔氏はもともと張成沢(チャンソンテク)氏の配下にあった人物。1980年代、張氏は朝鮮労働党の青少年事業部の副部長として中央の政治舞台に登場したが、当時の張成沢派のひとりだったのが崔竜海氏だっただけに、この逆転人事は注目されている。

 このところの平壌発の張成沢氏に関する情報は、張氏の権力についての評価が明暗、真っ二つに割れており、ナゾめいている。

 ひとつは張氏に関する悪評だ。「すでに側近としての信頼を失った」「彼は決断力がなく、側近間での求心力も落ちた」「妻の金敬姫氏との仲も悪く、冷遇されている」という説。

 他方で流れているのは、「実は、張氏が最側近」という話。それによると、崔竜海氏との立場が逆転した人事は身内への配慮だという。金敬姫氏が差配している権力核心部分で、夫婦ともに後見人として全面に立った場合の周辺からの反発は必至。このため党内、軍内を取り仕切る金正恩氏の指南役は崔氏に預けたというのだ。「気心の知れた崔竜海氏であれば張氏も調整が行いやすい」−との解説である。

 張氏は党政治局員、党軍事委員、党行政部長、国防委員会副委員長、大将などの肩書をもち、現在の序列8位。党行政部長として統括している人民保安部(内務省、警察に相当)は、新体制スタートにともない、3月から北朝鮮全土で住民の身上調査を行っているという。これまでは国家安全保衛部(秘密警察)の専権事項だったさまざまな調査権も張氏が獲得しており、権力に揺るぎはない−などの情報もある。

 平壌からの声からは、カリスマを失った支配層の神経質な様子が伺える。母、叔父、叔母、幼なじみ…といった人間模様のなかで金王朝は揺れている。こうした核心層のありさまが、政策決定や路線変更にどう関わっていくのか、こちらもじっと耳を澄ます必要がありそうだ。


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