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大中華世界的話題

3458チバQ:2012/05/14(月) 21:50:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/302141
ホテルの建設ラッシュ 中国人観光客急増のソウル 42軒工事中 ファッションビル改築も
2012年5月14日 14:18 カテゴリー:アジア・世界

ホテルへの改修が始まった明洞のミリオレ 
ファッション街・東大門地区の一角、興仁之門(通称・東大門)の向こう側に建設中のマリオット 「ソウルのホテルの予約が取りにくい」。最近、そんなぼやきをしばしば聞く。ウォン安や韓流ブームで訪韓する日本人に加え、中国人観光客が急増しているからだ。客室の不足感からソウルは目下、ホテルの建設ラッシュ。ファッションビルやオフィスビルが衣替えするケースや、高級ホテルの新設が相次ぐ。韓国政府も建築基準の規制緩和などで後押ししている。 (ソウル神屋由紀子)

 日本人に人気スポットの明洞(ミョンドン)。ソウル有数のファッション街を象徴するビル、ミリオレが4月、看板を下ろした。所有会社はこの17階建てビルを改築、9月に619室の観光ホテルを開業する予定だ。

 「明洞は宿泊地としても人気なのに、中国の団体客が(ソウル周辺の)京畿道などに宿泊するほど部屋が不足気味で、今後も需要は伸びる」と姜文弘(カンムンホン)マーケティング企画室部長。韓国のファッションビルはネットショッピングに押されており、転業を決定。日本人客を狙い、日本のホテルチェーンと契約交渉しているほか、免税店や大型スーパーを誘致中という。

 明洞地区ではミリオレをはじめ、オフィスビルなど既存ビルのホテル改修工事が進む。

 韓国観光公社によると訪韓外国人は昨年、過去最高の約979万人だった。日本人は約329万人で3分の1を占め、2006年に比べ1・4倍。一方、中国人は約222万人で同じ5年間に2・5倍の伸びを示した。

 ソウル市によると、市内のホテル数は4月末現在、153軒(約2万5857室)。工事中は42軒(約6545室)とめじろ押しだ。それでも供給が追いつかず、約2万7千室不足と分析。「ホテル建設支援センター」を設置して供給増に向け対応を強化した。

 旺盛な宿泊需要に応えようと、外資系高級ホテルの新設も目立つ。昨年9月、西南部の交通の要所、新道林(シンドリム)にシェラトンが開業。六本木ヒルズなどを手掛けた森ビル(東京)が参画した再開発事業の一環で、41階にあるフロントから市街地を一望できるなど新たな観光スポットとなった。

 同じ西南部に位置する韓国最大の金融街、汝矣島(ヨイド)地区にはコンラッドが年内に開業予定。ファッションビルが並ぶ東大門地区ではマリオットが13年開業を目指している。

 韓国観光ホテル業協会によると、中国人のほか、韓流ブームで東南アジアからの旅行客も堅調に伸びており、昨年の東日本大震災後、旅行先を日本より韓国を選ぶ動きは今も続いている。高級ホテル新設の一方で、低価格帯のモーテルがホテルに改修するケースも増えているという。

 韓国政府も観光促進は「国家ブランド」を高めるとして、10年に宿泊施設の拡充に向け規制緩和する指針を発表。今年7月に「観光宿泊施設拡充特別法」施行を控える。観光ホテルの許認可に要する期間を短縮するほか、建物の高さ制限や立地条件の緩和を検討、外国人観光客年間1千万人突破を目指す。ただ、業界内からは、ホテル建設ラッシュに「窓がない部屋が増えかねない」などと安全面や、数年後の供給過多への懸念も出ている。


=2012/05/14付 西日本新聞朝刊=


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