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大中華世界的話題

3419チバQ:2012/05/06(日) 15:10:46
■根深い選挙不正


 非主流側は「党権派による選挙不正は非常に根深い」と語る。2001年の時点で民主労働党竜山支部は、当時の党内主流派だったPD(民衆・民主)系列が掌握していたが、後に党権派が大量の組織員を竜山区に偽装転入させて実権を奪い「竜山事件」を引き起こした。その後も党内で何らかの選挙が行われるたびに、あらゆる不正や違法行為を働いてきた。党権派は竜山事件後も仁川、光州、京畿道など全国各地で偽装転入を繰り返し、党費の代納や幽霊党員を使った選挙不正を重ね、最終的に06年1月の党大会ではついに党内の実権を掌握した。つまり民主労働党結党の主役だったPD系列は、党権派による従北(北朝鮮に従う)路線を批判したことが影響し、最終的に自分たちが作った党を離党せざるを得なくなった。


 最近は4月の国会議員選挙で、李正姫(イ・ジョンヒ)共同代表が出馬したソウル冠岳乙選挙区の野党候補一本化のための予備選挙で、世論調査の捏造(ねつぞう)が明るみに出た。進歩党の関係者は「党権派には自分たちを“絶対善”と信じるDNAがある。そのため、目的達成のためならいかなる手段や方法でも正当化されるという発想を持っている」と述べた。そのためか党権派は自分たちの過ちを簡単には認めようとしない。李正姫代表も問題が明るみに出た直後「勝敗の結果を覆すほどではない」として3日間にわたり立候補取り下げを拒否し、予備選挙のやり直しを主張していた。


党権派は今回の不正についても「問題はあったが、不正はなかった」と反論している。党権派は趙俊虎(チョ・ジュンホ)進歩党共同代表が調査結果を発表してからわずか4時間後、これに全面的に反論する会見を開き、インターネットによる不正行為疑惑を否定した。


 進歩党のある若手党員は「若手の比例代表候補者選出の際にも、有権者名簿の流出やネット投票プログラムのソース変更問題が持ち上がった。説明を求めても “党を信頼しないのか”としか言われなかった」と語る。


■「連邦統一祖国建設」を打ち出す「組織覇権主義」


 党権派は「汎(はん)京畿東部連合」とも呼ばれており、党内ではすでに55%の勢力を確保したとみられている。党権派の母体は1991年にNL(民族解放・汎主体思想)系列の複数の運動圏(学生運動)団体が合併した「全国連合」だ。全国連合の勢力は2001年にいわゆる「君子山の約束」を取り交わし、直後に民主労働党に入党した。「君子山の約束」とは彼らが互いに取り交わした約束のことで、「3年以内に民族民主政党を立ち上げる」「10年以内に連邦統一祖国を建設する」ことを誓い合い、宣言したもの。これらの目標を達成する方法の一つとして「統一戦線運動」が提示され、この方法に従って当時の民主労働党主流派だったPD系列との協力を取り付けたが、08年には最終的にPD系列を追い出して党の実権を握るに至った。


 党権派は2006年以来、現在に至るまで党内の実権を握っているが、最近はこの実権の死守に全力を上げている。その間に民主労働党から統合進歩党に党名が変わったが、党権派の行動パターンは変わっていない。進歩党の関係者は「党内の実権を掌握することは、進歩党だけでなく全国民主労働組合総連盟(民主労総)、全国教職員労働組合(全教組)など、各団体に所属する数千人の組合員の雇用を守ることを意味する。互いの利害関係が複雑に絡み合っているため、その壁を越えるのは簡単ではない」と語る。別の関係者は「党権派も主体思想が虚構であることを知っているが、組織固めの手段として今も主体思想を活用している」と語った。崔圭曄(チェ・ギュヨプ)元民主労働党最高委員は最近ある討論会で「党の綱領などで党内派閥を規制し、透明化しなければならない」と主張したが、党権派からは賛同を得られていない。


黄大振(ファン・デジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


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