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大中華世界的話題

3054チバQ:2012/01/20(金) 22:23:50
下がない!
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120116/chn12011620550007-n1.htm
台湾の選択 2期目の馬政権(中)4年以内の和平協定狙う中国
2012.1.16 20:52 (1/2ページ)[中国]

15日、台北市内で再選を果たし支持者に応える馬英九総統(ロイター)
 馬英九総統の再選に中国は胸をなでおろしている。馬総統が昨秋、中国と和平協定を結ぶ意向を表明して支持率が急落、一時は再選も危ぶまれたからだ。米国が対中包囲網形成の動きを強めるなかで、台湾に独立派政権が登場する事態は中国にとって悪夢だった。今回の難関突破を機に、中国は将来の中台統一を視野に政治・軍事へと交流の拡大、深化をめざしている。

 「台湾地区指導者に馬英九再任」−。総統選翌日の15日付・中国各紙は一斉に馬総統の再選を1面で報じた。北京紙「新京報」などは1面の半分を割いたほどで、中国の安堵(あんど)ぶりを物語っている。

 というのも台湾独立派の民主進歩党(民進党)が政権を握れば、胡錦濤政権が進めてきた「台湾への平和統一政策が失敗した」と国内でみなされるからだ。

 秋の共産党大会を控え胡錦濤総書記派と、江沢民前総書記派や太子党(高級幹部の子弟グループ)の勢力争いが激化するなかで、それだけは何としても食い止めたかった。

 総統選の結果をみると、民進党は牙城だった高雄など南部での得票が伸び悩む一方、馬総統は中国国民党の地盤である台北など北部での優勢を維持した。

 中国は2009年頃から中南部に重点的に農産物の買い付け団や観光客を送り込み、独立派支持層の取り込み工作を強化したが、その効果が出たようだ。

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 また昨年11月に入ると、胡錦濤政権は馬政権テコ入れに本腰を入れた。名指しは避けたが、国務院台湾事務弁公室の王毅主任が「中国は一つ」という中国側の原則を認めない民進党の蔡英文候補を厳しく批判。

 100万人とも言われる中国内の台湾ビジネスマンや台湾メディアなどを通じ、「民進党が勝てば経済交流は大きく後退する」との情報を広めた。

 懸命の揺さぶり作戦は奏功した。馬政権発足後、中台間では自由貿易協定(FTA)に相当する経済協力枠組み協定(ECFA)など、10以上の経済取り決めに調印している。台湾財界にとってこれらが無効になれば影響は甚大だから一斉に馬政権支持を表明した。

 中国が2期目の馬英九政権に望むのは、将来の中台統一に向けた政治や軍事・安全保障面での連携強化と各種協定の締結だ。

 まずお互いの実利につながる経済から中台の一体化を進め、離れられない関係を築いた後に、より難しい政治・安保へと関係を深めていく戦略だ。

 すでに馬政権とは、経済分野のさまざまな協定を「中国は一つ」という原則に基づいて締結してきた。これを土台に(1)和平協定締結(2)軍事面での相互信頼を醸成する枠組み構築(3)首脳会談開催−などの検討を、双方の関係当局や傘下シンクタンクが進めている。

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 馬総統が提起した和平協定締結発言もその場の思いつきではない。だが中国にとっての和平協定は「中国は一つ」との原則のもとに前世紀からの共産党と国民党の内戦を正式に終結し、将来の平和統一で事実上合意することを意味する。

 これは「事実上の独立状態にある台湾の現状維持」を求める台湾住民の猛反発にあい、馬総統も「協定締結の可否は住民投票にかける」などと軌道修正した。だが中国は決して「諦めていない」(北京の中台関係筋)。共産党機関紙「人民日報」傘下の「環球時報」も16日付社説で「最も望ましいのは4年以内の和平協定締結」と主張している。

 馬政権の任期中に中台統一への確かな足場を固めようとする中国と台湾住民の狭間(はざま)で、馬政権の対中政策がより難しい段階に入ることだけは確かだ。(北京 山本勲)


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