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大中華世界的話題

3034名無しさん:2012/01/17(火) 10:43:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120117-00000010-nna-int
【台湾】かつての熱狂の薄れか、民進党が敗因分析
NNA 1月17日(火)8時31分配信

 民進党の蔡英文主席の総統選敗北の要因に、支持基盤である南部にかつて存在した熱狂が薄れつつあるとの見方が、同党陣営に広がっている。1996年の初の総統直接選挙から計5回を数えて、台湾の民主化度が成熟へと向い、政治に対する冷静さが投票意欲を減らしたとの見方が出てきた。

 今回の総統選の投票率は、当初80%を超えると予想されていたが、ふたを開けてみれば74.38%と過去最低。特に負けた民進党の党員が首長を務め、支持基盤となってきた6県市では、さらに低かった。全土平均を上回ったのは高雄市(75.91%)のみ。残りの台南市(74.18%)、屏東県(72.67%)、嘉義県(72.48%)、雲林県(68.92%)、宜蘭県(72.54%)では平均よりも低い水準にとどまった。

 同党幹部によると、民進党が票田の住民を総動員するような動きを取らなかった。このほか、「投票時期が初めて投票する学生らの試験時期と重なり、故郷に戻った投票するといった行動が広がりきらなかった」(頼清徳・台南市長)との指摘がある。頼市長はまた、「(民進党政権になれば)中台関係が揺らぐと馬英九総統が脅しをかけた作戦で、住民が生計に直接響くと懸念した向きもあったのではないか」と回顧している。

 得票数は大票田である高雄市で、少なくとも20万票差の勝利との期待を裏切る15万票余の差。嘉義県や宜蘭県でも国民党との勝差は予想より1万〜2万票少なかった。蔡主席と副総統候補の蘇嘉全氏の出身地である屏東県でも前回の県長選の8万票余りの差がさらに6万票に縮小。「地縁・血縁が重視される傾向はすっかり色あせ、どれだけ地方に足を運んで汗をかいたかが問われるようになった」(高雄大学の廖義銘・政治法律系副教授)との分析が出てきた。

 かつて南部は「統一派か独立派か」や同一の族群(歴史的・民族的出身背景)などで支持が分裂する傾向が強かった。しかし今回は経済政策や中台関係、格差是正など社会の公平・正義、大連合政府などが唱えられた。「時に高尚すぎると見える争点が、南部の農業県市の住民の関心を呼ばなかった」(政党関係者)との指摘もある。


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