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大中華世界的話題

3019チバQ:2012/01/15(日) 15:35:42
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/542011/
馬氏再選 進む中台密着
配信元:
2012/01/15 00:08更新
Sankei EX
台湾総統選挙は14日、開票が進められ、与党・中国国民党の馬英九(ばえいきゅう)総統(61)が最大野党・民主進歩党(民進党)の蔡英文(さいえいぶん)主席(55)らをリードして再選を確実にした。馬氏は勝利宣言した。中国との関係改善を実績として強調してきた馬氏の再選で、中台の緊密化はさらに進みそうだ。一方で蔡氏に集まった票は、中国による台湾の併合・共産化への台湾住民の根強い警戒感を表している。

 ■蔡英文氏が善戦

 馬氏は2008年総統選では民進党の謝長廷候補に220万票もの大差をつけ当選した。その票差は今回かなり縮小し、蔡氏が善戦した。馬氏は有権者の幅広い支持を得たとは言い難い。

 最大の原因は、馬総統の親中路線が行き過ぎ、中国が目指す台湾統一(併合)の動きを加速すると台湾住民が案じた点にある。

 戦後、中国から逃れた国民党による「大陸反攻」が既にかなわない以上、中台の統一とは中国による台湾の共産化にほかならない。大多数の民意は対中関係の安定と同時に、事実上の独立状態にある「自由な台湾」を維持することにある。

 総統選で中国は馬氏を事実上支援。蔡氏が勝てばFTA(自由貿易協定)に当たるECFA(経済協力枠組み協定)を中断し、軍事的にも緊張すると言外にちらつかせ、台湾の有権者を牽制(けんせい)してきた。

 逆に言えば、中国から見て、2期目に入った馬政権とは、平和協議交渉の名目で政治交渉の段階に踏み込むタイミングが来たことを意味する。上海の外交筋は「今年秋の共産党大会で新指導部が決まる夏までに、胡錦濤(こきんとう)国家主席が党総書記の立場で、国民党主席の馬氏と会談を行う可能性も出てきた」とみている。

 ■「統一」焦る中国

 「先経後政」。先に経済関係を、その後で政治関係を台湾に迫るとの中国の戦略に変化はない。仮に胡総書記が動けなくとも、次期指導部を含め、国民党政権2期目の4年間で両岸の政治対話に成果を挙げなければ、共産党の内部や軍からの突き上げが起きると見る専門家も少なくない。

 当面、香港やマカオと同じ「一国二制度」の受け入れを台湾に迫ることは、共産党と中国内部の“お家の事情”でもある。上海国際問題研究院の厳安林研究員は、台湾海峡の安全保障の枠組みを話し合う「平和協議はすなわち統一協議ではない」としながらも、「協議締結がなければ政治上の衝突(中台分断状態)は、いつまでも終わらない」と話す。

 中国が発する強烈な磁場に引き寄せられる台湾。台湾海峡の“距離”は縮まらざるを得ない。もはや共産党が隠さなくなった「統一」への野望に、国民党政権はどう向き合うのか。

 中国の海洋覇権が進む中、台湾情勢は日本の安全にとって人ごとではない。


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