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大中華世界的話題

2912チバQ:2011/12/20(火) 23:57:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111220-00000086-reut-int
焦点:金総書記死去で権力闘争も、長期的には孤立解消への契機か
ロイター 12月20日(火)17時58分配信

 12月19日、北朝鮮の金総書記(右)が死去。長期的な見方では、南北統一や世界経済への参入といった課題の解決に向けた道が開かれたとの声も聞こえている。写真右から3人目は金正恩氏。平壌で9月撮影。KCNA提供(2011年 ロイター)

[ロンドン 19日 ロイター] 北朝鮮の最高指導者として17年間独裁体制を堅持した金正日総書記が死去した。短期的な見方では、金総書記の急死で朝鮮半島の新たな火種を生む権力闘争が起きるのではないかとの懸念が国際社会から出ている。

【写真】金正日総書記が死去

一方、長期的な見方では、金総書記の死によって、莫大な費用がかかるとされる南北統一や世界経済への参入といった課題の解決に向けた道が開かれたとの声も聞こえている。

韓国メディアは、北朝鮮が19日に短距離弾道ミサイルを試射したと報道。アナリストの多くが危惧する軍事威嚇の表れとの見方が広がった。今後数日間は、さまざまな意味が入り混じったシグナルが発せられるとみられている。

金総書記の死後、世界の目は後継者に指名された三男の正恩氏の手腕に向けられている。果たして、正恩氏は、誰もが認めるリーダーとして、約500万人の兵士を抱える軍の指揮官として、父の地位を継承できるのだろうか。これには否定的な見解が多い。

ロンドンを拠点に置くコンサルティング会社コントロール・リスクスのマイケル・デニソン氏は、「主な課題は、内部にも政権に向けても指導力を明確にすることだ」と指摘。その上で「内部を不安定化させる危険がある。特にエリート階級の人たちの間でだ。現段階では、正恩氏がコントロールできるかははっきりしない」と語った。

20代後半とされる正恩氏は、昨年の党代表者会で後継者に決定されたばかりで、支持を集める時間も少なく、軍事経験も浅い。少なくともしばらくの間は、他の人物に頼らざるを得ない状況になりそうだ。

<キーマンは張成沢氏>

IHSグローバル・インサイトのアナリスト、サラ・マクダウェル氏は「正恩氏には、指導者としての未来を固めるために必要な連携体制を構築する時間が十分になかったという懸念がある」と分析。「北朝鮮の政治エリートらが、正恩氏の能力を疑問視することによって、派閥争いが勃発するリスクが高まっており、権力闘争が起こる可能性がある」と述べた。

正恩氏が経験を積む間は、金総書記の義弟、張成沢氏が影で政権運営を担うとみられている。その他の勢力は権力闘争の中で、リスクを冒してまで自己主張を行っていく必要があるかどうかの判断を迫られているかもしれない。

アナリストらは、こういったせめぎ合いは、金総書記が亡くなる以前からあったとみており、昨年の哨戒艦沈没事件や延坪島砲撃など近年の挑発的行動は、この動きがあったことの証明だという。

ロンドンが拠点の別のコンサルティング会社AKEのアナリスト、ブリタニー・ダモラ氏は、「正恩氏と張氏の間に緊張関係が生まれる可能性はある。しかし、短期的には内部抗争が公になるとは考えにくい」と指摘。また、「外交面での緊張関係がより緊迫化し、政策自体の特異性が持続すれば、韓国に対する小規模な軍事攻撃が実施される可能性がある」とした。

北朝鮮と米中との関係を考慮すると、米中間にも緊張が走ることも考えられる。さらに米国、中国、韓国、日本や近隣諸国が一体となった地域安全保障の構造が確立していないことが、朝鮮半島情勢を一層複雑化している。


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